「マンガ 自営業の老後」は、老後のためのお金を準備していない個人事業主が最初に読むのにオススメな本

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「マンガ 自営業の老後」を読みました。

この本は、老後のためのお金を準備していない個人事業主が、最初に読むには最適の本です。

マンガですから、簡単に読むことができます。

最初にこの本を読んで、老後のためのお金の準備をしなくてはいけないんだなと思うきっかけにすることができます。

この本だけで、十分な準備ができるとは思わないので、この本を読んだあとに、もう少ししっかりとした本を読んで、老後の備えを始めるのがいいでしょう。

自営業は国民年金のみ

著者の上田惣子さんはイラストレーターです。

上田さんは50代になるまで老後のための準備をしていませんでした。

そんな上田さんが、老後のための準備をしなくてはいけないということに気づき、専門家の人に色々と話を聞くという流れで書かれています。

個人事業主は通常国民年金に加入しています。

しかし、国民年金は40年間保険料を支払っても、満額で年77万円程度しかもらえません。

老後の生活を国民年金のみでまかなうのは難しいのです。

そんな上田さんですが、実は52歳になるまで国民年金に加入すらしていなかったのです。

上田さんが、その後どうしたのかは本を読んで確認してみてください。

個人事業主は、自分で備えをしなければ、国民年金のみだということを理解しましょう。

小規模企業共済と個人型確定拠出年金(iDeCo)

上田さんは、小規模企業共済と個人型確定拠出年金に加入している個人事業主の人に話を聞いたり、専門家には小規模企業共済と国民年金基金をすすめられたりします。

専門家は、「死ぬまでもらえる保険は公的年金しかない」と力説しています。

当ブログでも、何度となく小規模企業共済と個人型確定拠出年金をおすすめしています。

個人事業主であれば、この2つの掛金の上限は、小規模企業共済が月額7万円、個人型確定拠出年金が月額6万8千円です。

この2つに掛金の上限で加入すれば、月額13万8千円もお金が貯まっていくのです。

20年間で3,300万円にもなります。

これに合わせて節税効果も20年で数百万円になることもありますので、効果は大きいです。

もちろん、自分にとって無理のない掛金にすることが大切です。

最初の読み物として読むのがいい

マンガで読みやすいというのが、この本の売りだと思うので、あくまでも老後のためのお金の準備をしていない人が、最初に読む本だと思います。

この本のおすすめポイントは、老後のお金の準備をしなくてはいけないんだなと気づかせてくれることです。

細かいところで気になる点があるのですが、そこはあまり深く考えずに読み進めた方がいいでしょう。

例えば、36歳の二児の母が年300万円も貯めていると出ています。

まずは年300万円貯められるだけの稼ぎを得ることから始めなくてはいけません。

個人型確定拠出年金を年率1%で30年間運用した場合の運用益に対する税額800万円が非課税となっていますが、80万円の間違いでしょう。

専門家が個人型確定拠出年金よりも国民年金基金をおすすめしているのもどうかなと思います。

所得税の延滞税の税率が14.6%と書いてあるのもちょっとイマイチです。

本の中で出て来るケースでは、申告期限から2ヶ月以内なので、平成29年であれば年2.7%ですし、2ヶ月経過後でも、年9%です。

ちなみに、街の税理士は年収1千万円くらいはすぐに稼げちゃうとも書かれていたりします。

このように、細かい部分ではツッコミどころも多いのですが、あくまでも、老後のお金の準備をするきっかけにするにはいい本です。

まとめ

個人事業主で老後のお金の準備をしていない人にとって、難しそうな本はなかなか読む気になれないかもしれません。

しかし、この本はマンガですし、読みやすくていいと思います。

この本を読めば、老後のためのお金の準備が大切だということがわかります。

そして、そのことがわかったら、次のステップに進みましょう。

具体的には、小規模企業共済や個人型確定拠出年金を始めることです。

個人型確定拠出年金では、自分で資産を運用をするので、資産形成のための勉強も必要になります。

この本をきっかけに、老後について考え、行動に起こすことができれば、老後の不安も薄れることでしょう。

 

【編集後記】

11月の事務所移転に向けて、やることが多くあります。

看板、机、椅子、応接スペース、パーテーションなどなど、一つ一つ用意する必要があります。

少しずつやらないといけないですね。


 

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