クラウド会計ソフトを使うから、自分で確定申告できる訳ではない

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個人事業を開始して間もない人の中には、MFクラウド確定申告やfreeeなどのクラウド会計ソフトを使えば、自分で確定申告ができると思っている人も多いみたいです。

しかし、クラウド会計ソフトは、預金口座やクレジットカードの取引を自動で取り込んでくれたりする点で、非常に優れていますが、決してクラウド会計ソフトを使うから自分で確定申告できる訳ではないことを知っておきましょう。

別の言い方をすると、クラウド会計ソフトを使って確定申告をできる人であれば、インストール型の確定申告ソフトを使っても、自分で確定申告できます。

クラウド会計ソフトは経理処理が便利になるもの

クラウド会計ソフトは、経理処理が便利になるものだと思うのがいいです。

わたし自身、MFクラウドで自分の経理処理をしていますが、預金口座、クレジットカード、amazon、楽天、モバイルSuicaなどを連携させています。

連携できるものは連携させて、現金取引をなるべく減らすことで、経理処理が随分と楽になります。

毎日のようにログインをして、自動で取得された明細を確認して登録をするだけであれば、1日に経理に使う時間は数分で済みます。

わたしの場合は、現金取引は月に1度まとめて入力をします。

現金取引をなるべく減らしているので、この処理も月に10分もあれば済んでしまいます。

領収書をエクセルに入力してMFクラウドで取り込みます。

このように、自動化できるものはなるべく自動化をすることで、経理処理がとても楽になります。

また、預金やクレジットカードなどについては、基本的に入力もれの心配もなくなります。

amazonや楽天の場合は、何を買ったかまで取り込まれるので、摘要欄の入力もほとんどしなくて大丈夫です。

クレジットカードの場合は、お店の名前しか出ないことがほとんどなので、摘要欄の多少の入力は発生します。

確定申告で大事なのはできればいいということではない

確定申告で大事なことは申告できればいいということではありません。

ですから、クラウド会計ソフトを使えば自分で簡単に確定申告ができると安易に思うのは危険です。

大切なのは、確定申告の内容と、不足なく申告書や添付書類を期限内に提出することです。

内容については、まずは正しいかどうかです。

正しくない申告書を提出して終わりという訳にはいきません。

なぜならば、余計に税金を支払っているかもしれないですし、知らないうちに脱税してしまっているかもしれないからです。

さらに、適切な節税対策も取れていないかもしれません。

また、添付書類や期限内申告が要件になっている特例もあります。

そういったことを知らなかったばかりに、有利な特例の適用を受けられないこともあるのです。

確定申告は所得税だけではなく、住民税や個人事業税、国民健康保険料などにも影響を与えます。

所得税が0になったからいいやということにはならないのです。

まとめ

クラウド会計ソフトを使えば自分で簡単に確定申告ができると思っている人もいると思い、記事にしました。

クラウド会計ソフトは、経理処理の時間を短くすることができ便利なものですが、クラウド会計ソフトを使えば、正しい確定申告が簡単にできる訳ではありません。

申告出来ることと、正しいかどうかは別問題です。

適切な税額よりも多く払っても問題ですし、少なく払っていても問題です。

自分の適切な税額がわからないようだと、今後の対策にも影響を与えます。

自分で確定申告をすることを否定している訳ではありません。

ただし、初めて確定申告をする場合や、いつもと違うことがあったときなどは専門家に依頼してみるのも悪くないと思います。

【編集後記】

最近、ホームページに追加の文章を加えた途端に、問い合わせを頂きました。

時期的なものなのでたまたまかもしれませんが、ホームページの内容を変更してすぐに、その変更した案件について問い合わせを頂くのは嬉しいことです。

特に、前からそのページを作りたいと思っていたものだったのでなおさらです。

とはいっても、文章を少し追加しただけでしっかりとしたページは作れていません。

早目に作らないといけないです。


 

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