昨日の記事で、従業員は仲間という感覚だと書きました。
仲間であるならば、目標を共有したいと思っています。
目標を共有するということは、経営者と従業員がある程度同じ方向を向いている必要があると思っています。
全く同じ方向という訳ではなく、ある程度というところがポイントです。
組織の目標を共有する
目標には、組織にとっての目標と個人にとっての目標があります。
組織であるならば、組織にとっての目標はみんなで共有したいものです。
例えば、組織で売上1億円という目標を立てたとします。
そして、売上1億円という目標に向かって、組織で努力や工夫をします。
その結果、目標が達成されたときに、組織のみんながそれを喜べるような関係がいいと思っています。
実際には、従業員の全員が組織の目標の達成を喜べるということは多くないかもしれません。
組織の目標が達成されたところで、自分の給料には大して影響がないとか、そもそも人間関係が悪くて組織の目標なんかどうでもいいとか。
こういった組織も珍しくないと思います。
わたしは、そういったことが嫌なので、組織の目標をみんなで共有できる組織にしたいし、組織の目標が達成されたら、組織のみんなで喜べる組織にしたいなと思っています。
組織の目標を達成するための弊害がノルマかもしれません。
目標を達成するためにノルマを課すことは、短期的には効果を発生させる可能性はあるかもしれません。
しかし、長期的にはマイナスの効果だと思いますし、達成したとしても、従業員は喜べないと思います。
ある程度同じ方向を向くということ
最初にある程度同じ方向を向くと書きました。
人は一人一人考え方が違うので、みんながみんな全く同じ方向を向くということは無理だと思っています。
だからある程度という言葉を使っています。
組織が真正面を向いているとして、ある人は右前方を向いていたり、ある人は左前方を向いている人がいても良いということです。
ただし、このときに完全に左を向いていたり、完全に右を向いている人がいると、上手くいかないと思っています。
だから、ある程度同じ方向を向くということが大切です。
同じ目標に向かっていても、人によって考え方ややり方は多少違うのが当たり前です。
でも、全体としてある程度同じ方向を向いていれば、人による考え方ややり方の違いはクリアできるでしょう。
そもそも人の考え方は変わることもありますので、長い目で見ても、ある程度同じ方向というのは大切なことだと思います。
まとめ
わたしの場合の話になりますが、わたしがやりたいことをやるにはどうしたらいいかということを考えています。
やりたいことと言うと、ちょっと語弊があるかもしれません。
わたしが良いと思うことと言い換えてもいいでしょう。
組織を作るのであれば、仲間だと思いたいしある程度同じ方向を向いていたいと思います。
組織にとっての目標が達成されれば、みんなで喜びたいとも思っています。
そういったことを考えると、わたしの場合、拡大という選択肢は消えてしまいます。
今後も組織がある程度同じ方向を向いていけるように、また、今後新しく加わるかもしれない人がある程度同じ方向を向いていけるように、情報を発信していきます。
【編集後記】
昨日左下の親知らずを抜きました。
今のところ、痛み止めが効いているせいか痛みはありません。
このあとも痛みが出なければいいなぁ。