我が家の太陽光発電装置4年目の現在地

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2015年6月に家を購入する際に、自宅の屋根に10.2kwの太陽光発電装置を取り付けました。

当時は、太陽光発電のブームの終盤といった感じで、まだ太陽光発電について良いイメージを持っている人が多かったのではないでしょうか。

その後、色々な問題もあり、現在では太陽光発電についてはマイナスのイメージを持っている人も増えていると思います。

そんな太陽光発電装置ですが、我が家のケースで4年目の現在地を見てみます。

10.2kwで余剰電力を20年契約で売電

我が家の太陽光発電装置の発電出力は、10.2kwです。

10kw以上なので、売電の契約を20年にすることができました。

発電した電気の一部を自分の家で使用し、余った電力を売電しているという状況です。

家を購入する時点で、太陽光発電装置を載せることを考えていたので、南向きの家に拘りました。

ですから、発電の条件はかなり良いと思っています。

買取価格は34円56銭(消費税込)です。

わたしの場合、個人事業主なので税抜き価格でみた方が良いのですが、会社員の人の場合は、消費税を納めないので、消費税込みの金額で話を進めた方がわかりやすいでしょう。

太陽光発電装置の購入価格は270万円くらいだったと記憶しています。

住宅と一緒に住宅ローンを組んでいますので、利息や今後の修繕費などを考慮すると、300万円くらいにはなると思います。

実際はもう少しかかるかもしれませんが、現時点では300万円を回収できれば、もとをとれたと思うようにしています。

太陽光発電装置の効果

2015年6月から2019年7月までの売電総額は、1,626,298円です。

1ヶ月あたりの売電金額は32,525円です。

一番少なかった月は2017年10月で19,319円、一番多かった月は2016年5月で、48,245円です。

天気の影響がとても大きいのですが、5月が一番多く、11月が一番少ない傾向です。

太陽光発電装置の効果は、売電収入だけではありません。

最初に書いたように、自分で使って余った分を売電していますので、電気代が安くなります。

また、電気料金のプランも夜間の電気が安くなるプランにすることで、電気代の節約になります。

夜間の電気代が安いので、エコキュートでは夜間にお湯を沸かしますし、食洗機なども夜間に稼働するようにしています。

そして、オール電化にすることで、ガスの基本料金もかかりません。

ここ一年は、妻が里帰り出産をしたり、家族が増えたりして変動がありましたので、妻が里帰りをする前の2018年の電気代を見てみます。

2018年1月 9,292円
2018年2月 11,994円
2018年3月 10,668円
2018年4月 7,294円
2018年5月 5,907円
2018年6月 5,839円
2018年7月 5,454円
2018年8月 5,757円
2018年9月 6,310円
2018年10月 5,838円
2018年11月 6,288円
2018年12月 7,260円
年間合計  87,901円
一か月平均 7,325円

我が家はオール電化ですから、ガス代はありません。

ガスを使っている家の場合では、電気代とガス代の合計だと思って頂ければと思います。

一般的な一戸建ての夫婦二人の電気代がいくらかはわかりませんが、まぁまぁ安い方かなと思っています。

e-statという政府統計ポータルサイトでは、二人以上の世帯の電気代の全国平均が10,765円、ガス代が4,760円となっています。

電気代とガス代を合わせると、15,525円ですから、我が家の倍以上ということになります。

統計では、二人以上となっていますから、少し割り引いて考えるとしても、我が家では、太陽光発電装置とオール電化、それにともなう料金プランの効果で、月5,000円くらいは光熱費が節約できていると思います。

年間で60,000円です。

先ほどの売電収入が年平均39万円ですから、光熱費の節約効果6万円とあわせると、太陽光発電装置の効果は年45万円となります。

そして、時間が経つに連れ少しずつ発電効率が落ちると言われていますが、我が家の場合、2016年の売電収入が373,208円、2017年の売電収入が390,004円、2018年の売電収入が410,566円と、なぜか年々売電収入が増えています。

余った分を売っているので、発電量が年々増えているということではないと思いますが。

とりあえず、短期間で発電効率がどんどん落ちてしまうということはなさそうです。

6年半でもとがとれる計算

太陽光発電装置にかかったお金が300万円(今後の修繕費やローンの利息も含む)で、一年あたり45万円を回収できるので、約6年半でもとがとれる計算です。

現時点の累計では、売電収入が約162万円、光熱費の節約効果が25万円で合わせて187万円を回収したことになります。

20年の契約で、6年半でもとが取れるのなら、悪くないのではないかと思っています。

気になる点もある

ただし、気になる点もあります。

これから部品の効果や修繕が予想より多く発生する可能性があります。

4年以上故障はありませんが、まだまだ働いてもらわなくては困りますので、今後も故障しないように願っています。

また、太陽光発電装置が役目を終えたときの撤去費用がどのくらいかかるかわからないのも気になります。

こういった問題は今後明らかになっていくでしょう。

また、発火したり、台風などで壊れたりという懸念もない訳ではありません。

そういったリスクもゼロではない部分が気になります。

まとめ

最近太陽光発電についてはあまりいい意見を聞きません。

しかし、我が家の太陽光発電装置については、設置してから4年以上問題なく稼働しています。

このまま順調にいけば、あと2年半程度でもとがとれることになります。

もとがとれた後でも、故障したり、何らかの理由でお金がかかることもあるかもしれませんが、「太陽光発電装置=悪いもの」ということではないのかなと思っています。

先日の台風15号による停電のときも、昼間は発電した電気を使うことができ、停電の最中でも洗濯機を使用したり、スマホなどの充電もすることができました。

現時点では、太陽光発電装置を設置して良かったと思っています。

【編集後記】

昨日千葉ロッテマリーンズに関する記事を書いたのですが、千葉ロッテマリーンズが昨日負けてしまい、クライマックスシリーズ進出の可能性が一気に少なくなってしまいました。

まだ決まったわけではないので、残りゲーム頑張って欲しいです。


千葉市、四街道市、佐倉市を中心に地域密着を目指している「渡邉ともお税理士事務所」のホームページはこちら

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。