長生きに備えるという意味では、年金の繰下げ受給は有効だと思う

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年金の繰下げ受給には否定的な意見も多いです。

しかし、生きている限りもらえる年金というのは貴重なものなので、その生きている限りもらえる年金をより多くもらえる可能性がある繰下げ受給は魅力的な選択肢だと思っています。

繰下げ受給のデメリット

繰下げ受給にはデメリットもあります。

人は、得をすることよりも損をすることに対しての方が感情が揺らぎます。

ですから、損をする可能性があることについては、特に否定的になるように思います。

日本で投資が根付かないのもそのあたりに理由があるように思います。

損をしたくないから投資をしないという人は多いでしょう。

同じように、年金でも、いつ死ぬかわからないからさっさともらった方がいい、あるいは繰下げている間に死んでしまったら損という考えの人が多いと思います。

また、繰下げ受給をすることにより、年金の受給額が上がるので、税金や社会保険料、医療費の自己負担割合が上がるなどのデメリットもあります。

繰下げ受給のメリット

対して、繰下げ受給のメリットは、毎月もらる年金の額が増えることです。

年金は生きている限りもらえますので、長生きすればするほど、このメリットは大きくなります。

ここで考えておきたいことは、生きている限りもらえる年金というのはとても有難いということです。

自分で老後のためにお金を貯めたとしても、そのお金は使ってしまえばなくなってしまいます。

いつ死ぬかわかりませんから、余裕を見てお金を貯めなくてはいけません。

もし、夫婦2人の老後の生活費が30万円必要だとします。

年金を繰下げなければ、2人の年金は月額22万円、繰下げ受給をしたら月額30万円になるとします。

繰下げない場合は、毎月8万円の貯金を取り崩して生活することになります。

何歳まで生きるかわからないので、100歳、あるいは105歳くらいまで生きるかもしれないという想定でお金を残しておかなくてはいけません。

繰下げ受給をして、年金だけで毎月の生活費がまかなえれば、貯金は自分の好きなことに使えます。

仮に貯金を使い切ってしまったとしても、月30万円の年金だけで生活することも可能です。

繰下げている間は働くなどする必要も出てくるとは思いますので、そのあたりの考え方にもよりますが。

まとめ

生きている限りもらえるお金というものはそうそうありません。

そうそうないものの一つが公的年金(厚生年金や国民年金)です。

この公的年金を繰り下げ受給をすることで、長生きのリスクに備えることができます。

繰下げ受給をすることで税金が増えたり、医療費の負担割合が変わるデメリットよりも、長生きのリスクに備えることの方が大切だと思うならば、繰下げ受給はとても有効な選択肢になると思います。

そもそも、国民年金保険、厚生年金保険ですから、長生きをしたときのリスクに備えるための保険と考えることもできるかもしれません。

全員が繰下げ受給をした方がいいとは思っていないので、自分の状況を考えて、繰下げ受給をした方がいいと思う人は繰下げ受給をするといいと思います。

まずは、繰下げ受給をした方がいいかなと思えるくらい、健康でありたいものですね。

【編集後記】

年末年始は9連休の予定です。

このブログも9連休にしようと思っています。

もしかしたら、三が日のいずれかの日に1回くらいは更新するかもしれません。


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