フリーランスなら自宅を事務所にしよう!自宅兼事務所のメリット

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人を雇わない個人事業主なら、自宅を事務所にすることでいろいろなメリットがあります。

今回は、ひとりで事業を行うフリーランスの人向けに書いてみます。

経費が少なくて済む

自宅を事務所にする一番のメリットはお金がかからないことでしょう。

とくに事業の立上げ当初は売上が上がらずに、お金が出ていくばかりです。この状態で事務所を借りると、敷金、礼金、仲介手数料などなどかなりの出費になります。

どうしても事務所を借りる必要がある仕事ならば仕方がないですが、事務所を借りなくても仕事ができるのであれば、まずは自宅でスタートしましょう。

事務所があったほうが仕事がとりやすいとか、見栄などの理由で事務所を借りることがないようにしましょう。

事務所を借りると、1年で100万円を超える出費になります。

通勤時間がかからない

事務所をどこに借りるかにもよりますが、片道30分かかるとすると1日1時間の通勤時間をなくすことができます。1年では、250時間にもなりますから、凄い時間の節約です。

仮に1時間の売上単価を5,000円として、通勤時間を金額に換算すると、1年で125万円のロスになります。

通勤時間の影響はお金だけではありません。体力的にもかなり楽になります。

満員電車に乗らなければいけなかったり、渋滞に巻き込まれたりするとイライラして精神的にも悪い影響が出るでしょう。

通勤時間にかかる時間を仕事以外のことに使えば、プライベートの充実になり、その分人生を豊かにすることができます。

仕事の合間にできることがある

自宅で仕事をしていると、休憩をとるのも簡単ですし、休憩の時間にできることの幅が広がります。コーヒーを飲んだり、音楽を聴いたり、テレビでニュースを見ることも自宅だと簡単にできます。

日中に部屋の換気もできますし、雨が降ってくれば、干してある洗濯物をしまうこともできます。わたしの場合は家庭菜園をしているので、庭にある野菜を採ってお昼に採れたてを食べることもできます。(アイキャッチ画像のピーマンは家庭菜園で採れたものです。)

働く時間も、簡単にずらすことができます。朝早くから仕事をすれば、夕方からプライベートの予定を入れることもできます。逆に深夜に仕事をすることも簡単です(やりたくはありませんが)。

自由度が格段に上がるのです。

まとめ

フリーランスが自宅で仕事をすることによって、金額的には年百万円程度変わってきます。浮いた通勤時間を仕事に充てれば、合わせて数百万円以上の影響になります。

通勤時間を仕事以外に使えば、体力的、精神的にもかなり楽になり、プライベートの充実につなげることができます。

自分の価値観で、お金を優先させるのか、プライベートの充実に充てるのかも、自由に決められます。

フリーランスの大きなメリットは、自由度が高いことです。事務所を借りて、その自由度を下げてしまわないように、まずは自宅を事務所にして始めることを検討してみましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。