きれいごとを言える幸せ

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みなさんは、きれいごとを言っていますか。

きれいごとを言えるということは幸せなことなんじゃないかなぁ、と思ったので記事にしてみます。

「きれいごと」とは

「きれいごと」とは、新明解国語辞典によると、以下のように書いてあります。

見かけや口先だけ一応体裁よくつくろってあるが、実質の伴っていない事柄。

あまりいい意味ではないですね。

三省堂の大辞林には、以下の用な意味も書いてあります。

・手際よく綺麗に仕上げた仕事
・よごれないで済む仕事

今回は、これらの2つの意味ではなく、通常は悪い意味で使われる「きれいごと」について書くことにします。

「きれいごと」が言い訳に使われている

「きれいごと」という言葉が言い訳に使われているケースが多いように思います。

・警察官になって、国や地域の安全を守りたい
・政治家になって、この国を良くしたい
・毎日公共の場を掃除することによって、みんながポイ捨てをしない世の中にしたい

これらの言葉は、素晴らしい言葉ですよね。

しかし、このようなことを言うと、「そんなきれいごとを言っているんじゃないよ」とか、言われてしまいます。

確かに、警察官になって一生懸命仕事をしたからといって、事件が簡単に減るわけではありませんし、日々犯罪が発生しています。

政治家はたくさんいますが、国はなかなか良くなりません。政治家自身が問題をおこすこともあります。

公共の場を毎日掃除しても、すぐに汚れてしまいます。

実質が伴っているかどうかの判断は難しいですが、これらの言葉を本気で言う人にとっては、「きれいごと」でも何でもありません。

本気でそう思っているだけなのです。

しかし、多くの人は、あきらめてしまっていて、「そんなのきれいごとだ」と言って本気で考えません。

実質を判断しないで、「きれいごと」と決めつけてしまいます。

「きれいごと」という言葉を使って言い訳をしているように聞こえます。

「きれいごと」を言えない国や地域は多い

世界には、「きれいごと」を言えない国や地域が多くあります。

子供が貧困にあえいでいたり、国内で紛争が続いているような国や地域では、先ほどのようなことを言える空気すらないのではないでしょうか。

日々生きていくことだけで精いっぱい、思ったことも口にできない、そういう人々は世界には多くいます。

幸い日本では、「きれいごと」を言うことができます。

笑われたり、バカにされたりすることはあるかもしれませんが。

「きれいごと」を言えることは、幸せなことだと思おう

「きれいごと」を言える国に住んでいることは、幸せなことだと思います。

日本でも、とても「きれいごと」なんて言っていられないという人も多いでしょう。

実現はできないかもしれないけれども、理想を追い求めることが悪いこととは思えません。

税理士でも、「利益を出して、税金を支払って残ったお金を会社に貯めましょう」というと、「きれいごと」だと思われることもあります。

税金はとにかく払いたくないという人も多いものです。

この言葉には、実質が伴っているので、本来であれば、「きれいごと」ではなく、「正論」なのですが。

「きれいごと」と「正論」は紙一重なのかもしれませんね。

それでも、税理士という仕事は、「きれいごと」を言える方の仕事だと思います。

今は、きれいごとでも、5年後10年後には実質を伴っているかもしれません。

その日を信じて「きれいごと」を言えるなんて幸せですよね。

「きれいごと」を言うことができない人からすれば、「きれいごと」を言えるということは、それだけでも幸せなことなんです。

注意したいのは、実質も伴わない、理想も追い求めない言葉にはしないことです。ただの妄想になってしまいます。

【編集後記】

今の千葉ロッテの状況を考えると、日本一なんて、ただの妄想に思えます。

ちなみにアイキャッチ画像に「日本一」の言葉が見えますが、これは、やきとり日本一の広告です。

株式会社日本一は、本社が千葉県にあったんですね、知りませんでした。

 

今日の体重 73.3kg(ダイエット開始から△3.2kg) お腹周り 91cm(ダイエット開始から△5cm)


 

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。