税金の負担感を強く感じている人も多いでしょう。
税金を払う段階になって金額を知ると、負担感は一層増します。
税金は、事前にしっかりと予測を立てておくことで、負担感を和らげることができます。
突然、税額を知るから負担感が強い
例えば、3月決算の会社の場合、5月末が、法人税や地方税の確定申告と納付の期限です。
5月の20日頃になって初めて税額が100万円と聞くと、ものすごい負担感です。
人間は誰でもそうだと思いますが、いきなり、これだけ支払ってくださいと言われるとびっくりしてしまいます。
例え、金額が少なくても負担感は強いです。
しかし、事前に予測ができていれば、負担感は少なくなります。
その事業年度が始まる前に、利益が400万円で法人税等が100万円という予算を組んでおけば、5月になって税額が100万円と聞いても、負担感は少ないでしょう。
同じ税額が100万円の場合でも、事前にわかっている場合と、いきなり言われるのでは、負担感が全く違うのです。
予算を組む際は、税引後利益を0にはしない
一人社長の場合、税金を払いたくないし、会社に利益を残してもしょうがないからと言って、税引き後の利益がほぼ0になるような予算を組むことがあります。
例えば利益が30万円で法人税等が10万円という予算を組んで、その通りになれば、税金は10万円で済みます。
しかし、このように予算を組むと、予算に対して実績が少しでも下に触れれば、赤字になってしまいます。
赤字になることは会社にとってもよくありませんし、借入がある、あるいは借入を考えている場合は、なおさらよくありません。
予算は、ある程度の利益が計上されるように組んでおいた方が健全です。
税金もあらかじめ、このくらいは払うものだと思っていれば、負担感も少なくて済みます。
税金を払うからこそ、会社にお金も溜まっていきます。
四半期ごとに予算を確認する
毎月予算の達成具合を確認できればいいのですが、毎月は難しいという場合は、四半期ごとくらいには確認するようにしましょう。
そして、予算を修正する必要がある場合は、予算を修正します。
そのときに、頭のなかでの税額のアップデートも忘れずに行いましょう。
当初の税額が100万円だったが、半期で確認したところ、税額が200万円になったとします。
このときに、しっかりと頭の中でも、税額を200万円に修正しておく必要があります。
せっかく予算を修正しても、頭の中に入っていなければ、負担感は増えてしまいます。
まとめ
税金の負担感を強く感じる人は、しっかりと利益を出した予算を組むことをおすすめします。
あらかじめ、税額が頭の中に入っていれば、負担感が少なくて済みます。
会社も利益が出て、税金を払ったとしても、会社にお金が残ります。
いいことづくしです。
同じ税金を払うのであれば、負担感を強く感じて払うよりも、事前に予測をすることで負担感を少なくして払うようにしましょう。
【編集後記】
最近、ヨーグルトメーカーでヨーグルトを作っています。
時間と手間はそれなりにかかるので、コスパがいいかどうかは微妙な気がします。
さらに、出来たヨーグルトの成分が、元のヨーグルトと同じかどうかはわからないので、健康のためにヨーグルトを食べるのだとしたら、健康効果もよくわかりません。
わたしの場合は、もともと毎日ヨーグルトを食べていたので重宝しています。
ちなみに、甘酒も作れるので、一度作ってみたのですが、ものすごい甘い甘酒になりました。分量が適当だったのがよくなかったのかもしれません。