千葉県で事業をするならば、どこに口座を開設するのがいいのか。千葉銀行or千葉信用金庫?

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個人事業でも、法人でも事業を行うのであれば、金融機関に口座を開設します。

預金口座を一つも持たずに事業をしている人を見たことはありません。

では、どこの金融機関に口座を開設すればいいのでしょうか。

今回の記事は、千葉県を前提に書くことにします。

千葉県内のシェアは圧倒的に千葉銀行

今日の日経新聞に、県内企業のメインバンクは、千葉銀行がシェア41%でトップという記事がありました。

千葉県内では、千葉銀行が圧倒的に強いと思っていましたが、ここまでシェアが高いんですね。

記事によると、京葉銀行が13%で2位、千葉興業銀行が8%で3位、4位が三菱東京UFJ銀行で、5位は千葉信用金庫ということです。

三菱東京UFJ銀行は置いておいて、県内で事業を行うのであれば、千葉銀行、京葉銀行、千葉興業銀行、千葉信用金庫の中から選ぶことが多くなるでしょう。

後は、地域によっては、千葉信用金庫ではなくて、東京ベイ信用金庫、東京東信用金庫、朝日信用金庫、銚子信用金庫、佐原信用金庫、館山信用金庫を検討することになりそうです。

金融機関を選ぶ基準

金融機関を選ぶ基準として、まずは事業規模を考えます。

小規模企業であれば、メガバンクよりも地方銀行又は信用金庫をメインバンクにした方がいいでしょう。

そして、融資を考えるうえでは、地方銀行よりも、信用金庫の方が融資を受けやすいということもあるかもしれません。

自社の使い勝手と同時に、取引先などの使い勝手も考えます。

これは、メインバンク以外の金融機関でも同じです。

入金先として、メガバンクやゆうちょ銀行がいいのであれば、メガバンクやゆうちょ銀行の口座を作っておいてもいいでしょう。

あまり考えすぎると、口座数が増えてしまい、管理が面倒になるというデメリットがあります。

先日、事務所を契約した記事を書きましたが、地元の不動産屋さんから届いた請求書には、地方銀行3つに、信用金庫1つ、メガバンク1つの振込先が書いてありました。

地元の不動産屋さんも、地方銀行、信用金庫、メガバンクにそれぞれ口座を持っているようです。

これは、おそらく取引先の使い勝手を考えてのことでしょう。

取引先の使い勝手には、振込手数料なども含まれます。

例えば、京葉銀行では、京葉銀行であれば同一支店でなくても、振込手数料が無料になる方法が多くあります。

他の金融機関でも、同一支店であれば、振込手数料が無料になることも多いです。

個人事業主の場合のインターネットバンキングの利用料は、個人名義であれば無料の場合でも、屋号だと有料になる場合があるので、個人事業主の人は口座の名義をどうするかを良く検討しましょう。

入金口座と支払い口座を分けて、入金口座は屋号にしてインターネットバンキングを使わず、支払口座は個人名義でインターネットバンキングを契約するという方法もあります。

少し面倒になるので、便利さを優先して利用料を支払ってでも、インターネットバンキングを優先させてもいいでしょう。

支払口座として、振込手数料などが安いネットバンキングに口座を開設する方法もあります。

手数料と手間のどちらを優先するか

事業規模が大きくなればなるほど、手間を優先させましょう。

口座数が多くなれば、資金移動なども頻繁に行わなくてはいけなくなり、手間もかかります。

事業規模が小さくて、管理が大変でなければ、手数料を優先させてもいいでしょう。

年間の振込手数料がいくらになり、管理の大変さがどのくらい増えるのかを考えましょう。

まとめ

事業を始める際に、どこの金融機関に口座を開設するのがいいのか。

まずは、事業の規模に応じて、地方銀行か信用金庫をメインバンクにすることを考えます。

千葉県であれば、千葉銀行、京葉銀行、千葉興業銀行、近くに支店がある信用金庫(四街道市であれば千葉信用金庫)の中からメインバンクを選びます。

拡大志向であれば、千葉銀行か京葉銀行がいいかもしれませんが、拡大を目指さないのであれば、信用金庫の方がより地域密着の営業をしているのでいいかもしれません。

よほど拡大をするのでなければ、信用金庫でも十分だと思います。

そしてメインバンクの他にも、自社や取引先の使い勝手を考えて口座が必要なのであれば、上記の金融機関すべてに口座を開設するのもいいでしょう。

加えて、入金用の口座としてメガバンクやゆうちょ銀行にも口座が欲しいということであれば開設します。

メガバンクの場合は、近くに支店がある銀行(四街道市であれば三井住友銀行)に口座を開設すればいいと思います。

更に、支払口座としてネット銀行に口座を一つ開設してもいいでしょう。

ここにあげた口座を全部開設すると、口座が7個にもなってしまい管理が大変になるので、自分の状況に応じて必要なところだけ口座開設をすればいいでしょう。

もちろん、一人社長などで手間を最優先させて口座は一つだけと言うことでも問題ありません。

ちなみに、わたしは、千葉信用金庫、千葉銀行、三井住友銀行、住信SBIネット銀行に口座を開設しています。

【編集後記】

昨日は、佐倉の県税事務所に行ったため、県税事務所近くの「麺処 丹治」で、鯛干し冷やしラーメンを食べました。

丹治さんは、先日の編集後記でも書いたように冷やし中華がとても美味しかったお店ですので期待していました。

冷やし中華には、ネギやミョウガ、大葉などが乗っていましたが、鯛干し冷やしラーメンには、カイワレ大根が乗っています。

個人的には、ミョウガや大葉の方がいいかなと思いましたが、どうでしょうか。

大きなチャーシューが1枚入っていて、これが冷たいスープにも合って美味しかったです。

氷には色がついていたので、ただの氷ではなく、出汁か何かを凍らせているみたいです。手が込んでますね。

スープは、かすかに鯛を感じることができ、レモンも入っている感じで、さっぱりとしています。

美味しい一杯でしたが、個人的には、先日食べた冷やし中華の方が好きです。

次回は、冷やし坦々麺を食べてみたいですね。


 

千葉市、四街道市、佐倉市を中心に地域密着を目指している「渡邉ともお税理士事務所」のホームページはこちら

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。