まちの税理士事務所の2022年を数字で振り返る

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ブログの更新もほとんど出来ていませんが、今年も数字は振り返ってみようと思います。

昨年、一昨年の記事は、こちらです。

まちの税理士事務所の2021年を数字で振り返る

2021.12.29

まちの税理士事務所の2020年を数字で振り返る

2020.12.29

毎年あまり変わり映えもしないのですが、見ていきます。

  2021年 2022年  
勘定科目 構成比 構成比 増減率
売上高 100.00% 100.00% 17.90%
システム利用料 4.40% 4.20% 13.50%
租税公課(原) 0.00% 0.00% -68.10%
租税公課 1.60% 6.00% 342.20%
荷造運賃 0.00% 0.10% 239.70%
水道光熱費 0.80% 0.80% 23.30%
旅費交通費 0.10% 0.10% -22.90%
通信費 2.60% 2.00% -6.60%
広告宣伝費 1.40% 1.40% 19.30%
接待交際費 0.60% 0.30% -45.30%
損害保険料 0.50% 0.40% -0.10%
修繕費 0.70% 0.80% 30.00%
消耗品費 1.70% 1.70% 15.50%
減価償却費 4.60% 3.30% -15.90%
福利厚生費 1.00% 1.10% 29.60%
法定福利費 1.60% 2.00% 43.60%
給料賃金 13.20% 12.40% 10.10%
利子割引料 0.40% 0.40% 1.70%
地代家賃 6.10% 5.60% 8.30%
燃料費 0.30% 0.30% 22.20%
支払手数料 8.10% 6.70% -2.40%
研修採用費 0.60% 1.80% 226.90%
新聞図書費 1.00% 0.60% -33.50%
中退共掛金 0.30% 0.50% 75.00%
諸会費 1.30% 1.10% 0.00%
雑費 0.60% 0.10% -83.60%
雑損失 0.00% 0.20%
控除前所得 46.60% 46.40% 17.60%

この表の説明を簡単にしておきます。

売上を100%とし、各経費の額が、売上に対して何%かということを表しています。

増減率は、前年に比べてどのくらい増えたか、あるいは減ったかということを表しています。

例えば、売上は、前年に対して、17.9%増加していますので、仮に、前年の売上が1,000万円だとしたら、今年の売上は1,179万円ということになります。

また、システム利用料は、4.2%となっていますから、この例で言うと、1,179万円×4.2%=495,180円であり、さらに、この金額は、前年のシステム利用料に比べて、13.5%増えているということになります。

まず、売上ですが、目標は前年比20%増と設定していました。

ですから、目標達成ならずなのですが、高めの目標設定をしていたため、自分の中ではこんなものかなというところです。

決して悪い金額ではないと思ってます。

経費については、そんなに変わるものではありません。

前年と同じ割合になっているものも多いです。

そして1つ1つの勘定科目の割合も低いものが多いです。

特徴としては、旅費交通費や接待交際費の少なさでしょうか。

旅費交通費は、売上に対して0.1%しかありません。

これは少ないと思います。

電車に関しては、今年一年間、仕事では1回も乗っていません。

移動手段は車で、ガソリン代は、燃料費に計上されています。

燃料費も、売上に対して、0.3ですから少ないです。

通勤を車で行っているため、燃料費の多くは通勤のためのものです。

この異動に関する経費の少なさは特徴的かと思います。

良い面も悪い面もあるので、一概にどうこうは言えません。

それだけ動いてないということで、新たな動きが生まれにくいとも言えます。

もともと少なかった接待交際費は、0.3%にまで減少しました。

これも少ないと言っていいでしょう。

ほとんどが、お中元、お歳暮です。

そして、去年0になった会議費は、今年も0だったため、この表には存在しなくなりました。

カフェで仕事や打ち合わせをすることもないので、会議費は発生しません。

そんな中で、売上に対する比率が増えているものもあります。

福利厚生費、法定福利費、研修採用費、中退共掛金などの経費が増えてます。

これは全て人に関するものですね。

ここは大切なところですから、増えて当然と言ったところでしょうか。

そして、控除前所得ですが、46.6%から46.4%へ減少してしまいました。

50%くらいまで上げたかったのですが、なかなか難しいものです。

今年は、来年の移転に向けての費用も発生しているので仕方なかったかなとも思います。

控除前所得の増減比は、17.6%増ですから、売上が増えた割合に応じて所得も増えたということになります。

来年に向けて

今年は、来年以降に向けての準備の年になったと思います。

その中で、それなりに売上、所得ともに伸ばせたのは良かったです。

大事なのは来年以降です。

来年の移転と言っていますが、実際には、すでに12月20日に新事務所に引っ越しをしています。

この新事務所の効果がどう表れるか、楽しみでもあり、不安でもあります。

まずは、広告効果を期待しています。

移転したことにより、ここに税理士事務所があるという存在感が増すのではないかと思ってます。

実際に、移転前から、新しい事務所の看板を見たという問い合わせを複数頂きました。

それから、採用の効果ですね。

そもそも、事務所を建てた理由の一番大きなものが、税理士の複数体制を目指してのことです。

税理士が複数になることにより、よりよい仕事ができる可能性が高くなると思っています。

これは、事務所を建てたからと言って、すぐに税理士が複数になるということもないのですが、長い目で見てプラスに働くのではないかと期待しています。

まとめ

年末に体調を崩し、今も本調子ではないのですが、今年も何とか乗り切ることができました。

来年も、まずは健康に気をつけて無事に過ごせればと思います。

その中で、来年の売り上げ目標は、15%増とします。

これもなかなか難しい数字ではあります。

達成できる可能性は50%もないかもしれません。

でも、目標はそのあたりに置くことにします。

【編集後記】

今年は事務所移転に時間や労力をだいぶ使いました。

ようやくそれも一段落したと思ったら、体調を崩してしまいました。

事務所の移転はそれだけ大変でした。

この辺りの様子をブログに書くかどうかはわかりませんが、機会があったら書いてみたいと思います。


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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。