開業直後の必要な物やサービス、情報は自分から取りにいく

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開業をすると、色々な営業を受けます。

営業慣れしていないので、よく検討せずに物を買ってしまったり、契約してしまったりします。

落ち着いてよく考えれば、自分が必要なものやサービスが向こうからやってくることはあまりないことがわかります。

必要な物やサービス、情報は自分から取りにいきましょう。

営業電話、ダイレクトメールは即決しない

開業当初は、営業電話やダイレクトメールに慣れていませんから、ついその場で買ってしまったり、契約してしまったりします。

そして、後になって後悔をすることも多いです。

しかも、高額だったり、長期間解約できなかったりするものもあります。

例えば、自分が車を買いたいと思ったときにディーラーから電話がかかってきたり、靴が欲しいと思った時に靴屋さんから電話がかかってくることはありません。

車が欲しいと思えば、自分からディーラーに行きますし、靴屋さんに行きます。

向こうから来るということは、自分が欲しいとか欲しくないとか関係ないのです。

開業をすると、会社であれば登記しますし、ホームページを作れば、ホームページに連絡先を載せたりします。

ですから、物やサービスを売りたい人は、こうした情報を得て、営業を仕掛けてきます。

営業をする方からすれば、それは当たり前の行為です。

自分が扱っている物やサービスを売りたいわけですから。

開業をするということは、そういうものだと思っておいた方がいいでしょう。

営業電話の場合、話はしない、ダイレクトメールは読まずに捨てるということでもいいのですが、そこまでしなくてもいいかなと思います。

ただし、即決はしない方がいいでしょう。

即決をしないだけで、後悔することをかなり減らすことができます。

必要なものだとしても、他との比較をする

営業の電話や、ダイレクトメールが来て、たとえそれが必要なものだったとしても、買うのは他のものと比較してからで遅くありません。

他と比較をして、営業電話をしてきたサービスが、結果として自分にとっていいものであれば、そのときに初めて買えばいいのです。

まとめ

税理士をしていると、開業間もない方と話をする機会も多くあります。

そういった方の中には、営業電話やダイレクトメールで、高額な物やサービスを購入してしまい、失敗したと思っている人も少なからずいます。

開業当初は、貯金だったり、創業融資を受けたりして手元にお金があります。

しかも、これからやるぞという気持ちも十分です。

そこに落とし穴じゃないですけど、ちょっとした油断があります。

そして時間がたつに連れ手元資金が少なくなり、安易に買わなければ良かったと思うようになります。

後悔しないためにも、営業電話やダイレクトメールで即決しないということを決めておきましょう。

【編集後記】

事務所内にある観葉植物にコナカイガラムシが発生して困っています。

カイガラムシ用の殺虫剤をスプレーしましたが、これでいなくなってくれるでしょうか。


 

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。