「バベる! 自力でビルを建てる男」を読んだ感想

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少し前に15分ほど時間が空いたので、何か面白い本はないかなと思い、本屋さんに入りました。

そこの本屋さんには、色々な新聞に書評が紹介された本のコーナーがありました。

その中で、千葉日報に紹介された本として、「バベる! 自力でビルを建てる男」がありました。

「むむっ!!自力でビルを建てる男!?」

このタイトルに興味を持ち本を手に取ってみると、どうやら本当に自力で鉄筋コンクリートの建物を建てている人がいるらしいということがわかりました。

「これは面白そう!」と思い、本をレジに持っていきました。

著者の岡啓輔さんは、東京の三田で、2005年からこのビルを建てていて現在も建築中です。

「んっ!10年以上も建築中?」と思いましたが、一人で4階建ての鉄筋コンクリートの建物を建てることはそれほど大変なんでしょう。

本には、岡さんがなぜこのビルを建てようと思ったのかが書かれています。

本を読むと、岡さんは建築が大好きで、一級建築士の資格を持ち、鳶や大工の仕事もしていたことがあるそうです。

そういった経歴を持っているからこそ、自分で全部できるということなのでしょう。

そうは言っても、自分で全部を建てるのはとても大変みたいです。

とにかく、本を読んでいると、岡さんの建築に対する愛が伝わってきます。

普通に考えると無謀な挑戦なのかもしれません。

しかし、わたしは自分の好きなことをこれだけやり遂げられるということは素敵なことだと思います。

岡さんの場合は、その好きなことが建築だったということでしょう。

好きなことは人それぞれですが、好きなことをとことんできる人というのも、実際には多くはありません。

岡さんがつくっているコンクリートは、水分を少なくすることで200年持つそうです。

自分が建てた建物が200年後も残るということを考えると、ワクワクしますね。

わたしも家を買いましたが、さすがに200年後のことは考えていません。

せいぜい100年持てばいいと思っています。

少なくともわたしと妻の2人が生きている間は、きちんと家としての機能を果たして欲しいと思っています。

岡さんは、建築の現場で、手抜き工事に似たようなことが行われていることについても嘆いています。

この部分を読むと、果たして自分の家は大丈夫だろうかと不安な気持ちになったりもしますが。

そして、「豊かさを手にした今、人類が次に目指すべきは、「仕事を楽しくする」であってほしい。」と言っています。

このこともいい言葉ですね。

200年先の妄想が頭をよぎるとも書いています。

わたしは、以前にこんな記事を書いていました。

一世代あるいは二世代あとであっても、意義のある税理士事務所を作ることは可能か

2017.10.12

自分がやっている仕事を次の世代に引き継げるかということについて書きました。

これは、スティーブジョブズの伝記を読んで影響されました。

わたしの場合は税理士事務所を残すということになりますが、岡さんの場合は、それが建築だということです。

わたしは独立してまだ2年程度で、こんなことを言っている場合ではないかもしれませんが、そんなことも考えながら経営しています。

実は、岡さんの建築もピンチを迎えているみたいです。

何とか乗り切って、「蟻鱒鳶ル」を完成させて、そこで幸せな生活を送って欲しいです。

「蟻鱒鳶ル」は、岡さんが建てているビルの名前です。

建築と税理士事務所では違うかもしれませんが、何か共通する思いを感じることができました。

「バベる! 自力でビルを建てる男」は、Amazonで見てみると、まだレビューが一つも書かれていません。

世間にはあまり知られていないのでしょうか。

わたしもたまたま本屋さんで見かけて買ったのですが、面白い本でした。

【編集後記】

今日の記事で3記事連続で書評となりました。

わたしは、書評は月に1度くらいの頻度で書いていました。

しかし、気づいたら2月16日に書評を書いて以降、書評を書いていませんでした。

たまたまですけど、ここに来て書評を書いてみたいと思う本を立て続けに読んだので、書評3連発となりました。

決して、ネタがないので書評をかいている訳ではありません(笑)


 

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