生涯現役が普通の時代がやってきそう

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日経新聞に、厚生年金の加入を70歳以上も義務付けることを検討という記事が出ていました。

わたしは現在46歳です。

今までは、自分が年金をもらうのは70歳からかなぁなんて思っていましたが、どうやら70歳というのも怪しくなってきたなぁという感じです。

今の流れから言うと、働けるうちは働くのが当たり前の時代になりそうです。

40歳を過ぎたら考えておきたい引退するまでの働き方

あまり若いうちから考えていても予定通りにはいかないことも多いですが、40歳を超えたら、引退するまでの働き方を考えておきたいものです。

引退するまでの働き方というのは、例えば、55歳までは今まで通り働き、そこから5年おきくらいに徐々にペースダウンしていくとか、65歳までは今まで通り働いて、そこからはのんびりとできる範囲内で働くとかです。

わたしの場合で言うと、55歳から60歳くらいまでは、現状あるいは現状の延長線上で働きたいなと思っています。

そこから、すこしずつ仕事の量を減らしていくと同時に、自分の仕事を終わらせる、あるいは誰かに引き継ぐ準備をしていくようなイメージを持っています。

そして、最近までは70歳で引退をしようと考えていました。

しかし、20年後の将来では、働けるのに引退する人は少なくなっていて、働ければ、75歳でも80歳でも働くのが普通というような時代になっているかもしれないと思うようになりました。

もし、自分が75歳や80歳まで働ける状態だったとして、そこまで働くのであれば、今のままという訳にはいきません。

仕事量を徐々に減らしていく方法をとるのであれば、70歳くらいが限界ではないかと思っています。

誰かに引き継ぐのであれば、自分にできることをやるという形で、働けるうちは働くということもできるかもしれません。

もちろん、引き際は大切なので、後継の人に迷惑をかけない形で働くということになります。

誰かに引き継ぐなら早めの準備が必要

自分の事業を誰かに引き継ぐのであれば、早めの準備が必要です。

わたしの中のイメージとしては、引き継いだ後も自分は仕事量を減らしながらできることをやっていこうと考えています。

60歳から65歳で引き継いで、その後は自分の仕事量を体調や体力に合わせて調整していく感じです。

そして、働けるうちは働ければいいのかなと思います。

これをやるには引き継ぐ人との相性や信頼関係が大切です。

ある程度の時間をかけて信頼関係を築いていかなくては上手くいかないでしょう。

税理士事務所のM&Aは上手くいかないと思っていますし、自分の事業を誰かに売却しようとも思いません。

引き継ぐのに適当な人がいなければ、お客様自身に次の税理士を探してもらうしかありません。

基本的には、税理士はお客様が選ぶものだと思っているので、それでもいいと思っています。

もし、経営者で、自分が依頼をしている税理士がどこかの税理士に事業の売却をしたという場合は、税理士変更を検討した方が良いと思います。

検討して、そのままということでもいいですし、他の税理士にした方がいいと思えば、税理士を変更すればいいです。

まとめ

年金の受給開始が遅くなったり、加入しなければいけない期間が長くなったりというニュースを聞いて、自分がいつまでどのように働くかということを考えてみました。

どうやら、今まで思っていた以上に長く働くことになりそうな気がしてきました。

わたしの場合、長く働くためには、事業を誰かに引き継いで、引き継いだのちは、仕事量を調整しながら、働けるうちは働くというのが現実的かなぁと考えています。

引き継ぐためには、事務所の税理士法人化を検討するかもしれません。

いずれにしても、引き継ぐ人が見つからなければ、違った選択肢を考えなくてはいけません。

自分の仕事の最後が自分の嫌な形で終わるというのは寂しいことです。

最後に納得して仕事を終わらせることができるように今から考えておいた方がいいと思っています。

【編集後記】

amazonのレビューが不自然な本はあまり読む気がしないのですが、今そういう本を読んでいます。

読む前から、レビューが不自然だとは思っていたのですが、参考になる部分もあるだろうと思い読んでいます。

確かに参考になる部分はあると思うのですが、なんで不自然なレビューになるのでしょうか。

出版社の影響なのか、著者の影響なのか、レビューを不自然と感じる人からすると、逆効果のような気もするのですが・・・


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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。