コツコツとつみたてる資産形成におすすめの本

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長期投資を始める前に、まずはこれらの本を読んでみよう

長期投資を始める前に、読んでおいたほうがいいと思う本を紹介します。短期で儲けようとする投機ではなく、コツコツと長期間つみたてることによる資産形成を始める前にこれらの本を読んで自分の投資方針の参考にしましょう。

1.毎月5万円で7,000万円つくる 積立て投資術

少し前の本ですが、つみたてによる長期投資を始めようとする人にとっては読みやすく手始めに読むのにいいと思います。この本の中で、つみたて投資を飛行機に例える部分があります。毎月毎月飛行機が積立金額を積んで飛び立ち、長い間の飛行を経て少しずつ大きくなって帰ってくるという表現が好きです。
この本で紹介されている具体的な投資信託は当時は低コストのインデックスファンドでしたが、今はもっと低コストのインデックスファンドが発売されています。

2.新・投資信託にだまされるな!

この本も長期投資を始めるにあたって読むのにいい本だと思います。投資信託について基本的なことを教えてくれます。このブログでも長期、分散、低コストがキーワードだと書いていますが、こちらの本でも、それらについて書かれています。こちらは2年ほど前の本ですが、それでも紹介されている投資信託よりも低コストの投資信託がすでに発売されています。実は昨年から、インデックスファンドは価格破壊ともいえるような状況になっており、低コストのインデックスファンドが多く発売されているのです。

3.ウォール街のランダム・ウォーカー原著第11版

こちらは、インデックス投資における古典的名著です。初版は40年以上も前に発売されました。現在は11版が発売されています。私は改訂のたびに買っているので、4冊この本を買いました。改訂のたびに新しい内容も書き足されていますが、何度読み返しても勉強になります。厚い本で読みやすくはないかもしれませんが、長期投資家にとっておすすめの1冊です。

4.敗者のゲーム原著第6版

こちらも、初版は30年以上も前に発売されています。私はこの本も改訂の度に買っていて、現在までに3冊購入しています。タイトルの敗者のゲームというのは、長期投資をアマチュアのテニスのゲームに例えて、ミスによってゲームの勝敗が決まることからきています。投資のプロでない私たちはミスをしないことを目指すべきと言っています。低コストのインデックスファンドをコツコツとつみたてることによって負けない投資を目指しましょう。

5.全面改訂 ほったらかし投資術

こちらの本は、山崎元さんと水瀬ケンイチさんの共著となっています。水瀬ケンイチさんは、人気のインデックス投資ブログを執筆されていてカリスマブロガーとも言われています。私がインデックス投資を始めたきっかけになった人でもあります。私がインデックス投資を始めて以来水瀬さんのブログ記事はほとんど目を通しています。そんな水瀬さんの、ブログとはちょっと違った文章が読めるこの本は、インデックス投資を始めるのにこれを読めば大丈夫と言える内容になっています。

6.全面改訂 お金の運用術

ほったらかし投資術の共著者の1人である山崎元さんの本です。お金についてキレッキレの文章で書かれています。山崎元さんの本は、いかにも頭のいい人が書いているとおもわせる本で、読んでいて納得してしまいます。有無を言わせないような文章で、読んでいて気持ちいいです。そこまで合理的に考えられないよ、という人もいると思いますが、勉強になる1冊です。

7.半値になっても儲かる「つみたて投資」

こちらは、ちょっと毛色の違った本で、つみたて投資に特化して書かれています。つみたて投資に特化して書かれた本は他には知りません。つみたて投資の特性について知りたいという人は読んでみてもいいと思います。

8.貧乏人のデイトレ金持ちのインベストメント

この本は2006年に発売された本で、今ではアマゾンでも新品では購入できないみたいです。10年前に書かれた本なので、時代が変わっている部分もありますが、考え方など今でも大変参考になります。インデックスファンドが今ほど普及していなかった時代ですが、長期投資や、国際分散投資、ドルコスト平均法についても触れられており、とても勉強になります。

9.年利15%でふやす資産運用術

2013年の発売ですが、この本もアマゾンで新品では購入できないみたいです。確定拠出年金について書かれた本で、確定拠出年金について知りたい人にとって大変勉強になる本だと思います。年利15%というタイトルはどうかと思いますが、内容はしっかりとした本です。

時代を超えて読んでおきたい本

今回紹介した本は、ずいぶん前に書かれた本もありますが、時代を超えて読んでも勉強になる本だと思います。私もこれらの本は少なくとも2回は読んでいます。繰り返し読むことによって、投資法も身につきます。長期投資は長いですから、途中で心が変わることもあると思います。特にインデックスファンドを積み立てる投資方法は単調ですから、ついつい他の投資にも手を出したくなったりします。そんな時にこれらの本を再読して新しいものに手をだしたい気持ちを抑えることもできます。

投資はリスクを伴いますから、まずはこれらの本を読んで勉強してみることをおすすめします。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。