このブログでは、世界中の株式や債券、REITなどに分散された低コストのインデックスファンドを長期間つみたてて資産形成をすることをおすすめしています。
資産の配分にもよりますが、期待リターンは年率3%から5%程度を目指します。それでも、20年30年と続ければ、大きな成果が出ます。
ここで気をつけなくてはいけないことは、資産を無駄に失わないことです。
うまい儲け話はないと思っておこう
運用する資産が100万円で、年率3%で運用すると1年後には、資産は103万円になります。
1年くらいの短い期間でみると大して増えていないような気がします。
だから、もっとお金を増やしたいと思う人もいるでしょう。
現在の普通預金の利息から考えると、これでも凄いんですけどね。
つい先日もこんなニュースがありました。
元・簡易郵便局長、逮捕 県警・小諸署、詐欺の疑い(リンクは削除しました。)
簡易郵便局の局長が「数か月で10%の利息がつく」と言ってお金をだまし取っていたのです。
この超低金利の時代に「数か月で10%の利息がつく」なんてあるわけないと思いましょう。
簡易郵便局長が言おうが、銀行員が言おうが、証券マンが言おうが、そんな上手い話はないと思っておいたほうがいいです。
少し前には、こんなニュースもありました。
江角マキコ、布袋寅泰、GACKTが出資・・・計113億円の投資詐欺(リンクは削除しました。)
たとえ、親しい人や信用している人が言ったとしても、そんな上手い話はないんです。
普通の人が長期に渡って資産形成をするためには、つみたてで国際分散投資をするのがいい
投資が仕事でもなく、投資に時間もかけられな人にとっては、つみたてによる資産形成を目指すのがいいと思います。
世界中の株式や債券、REITに十分に分散された低コストのインデックスファンドをつみたてるのがいいでしょう。
十分に分散されたインデックスファンドでも、数十%の損失が発生することもあります。
リスクを取りたくない、運用しなくても預金の積み立てで十分に資産形成ができるという人は、無理に運用をしないほうがいいです。
投資信託の仕組みなどを理解したうえで、つみたてを始めましょう。
まとめ
20年や30年に渡る長期の資産形成では、年率3%から5%で運用できれば、結構な成果が期待できます。
欲張って、短期間で資産を倍にしようとか考えるのはやめましょう。上手い話しに飛びついてだまされる詐欺事件は後を絶ちません。
詐欺ではなくても、よくわからない投資商品を購入して損をする人も多くいます。
長期に渡る資産形成では、なるべく損失をおさえることを考えましょう。
絶対に損をしたくなければ、預金をつみたてていけばいいのですから。
【編集後記】
アイキャッチ画像の本ですが、見ての通り、海外不動産やワイン投資をすすめています。
海外不動産やワイン投資などは、リスクも高いです。よくわからないけど、儲かりそうだからという理由で投資しないようにしましょう。
この本で紹介されているワインファンドも破綻しています。しかも、自転車操業などをしていたとの報道もあります。