独立してからは、本をよく読むようになりました。
もともと本が好きで、小説や資産形成の本を読んでいました。
独立してからは、小説や資産形成の本だけでなく、ビジネス書などもよく読んでいます。
コミュニケーション能力を高めるための読書
読書をする目的の一つは、コミュニケーション能力を高めることです。
税理士という仕事は、幅広い業種の経営者と話をすることになります。
読書をすることによって、知識の幅が広がり、様々な人と話をするときに役立ちます。
仕事とは直接関係のなさそうな本でも会話に役立つことは多いです。
自分の経験からくる話だけでは限界があります。
自分の知らない話題になると、話が広がらなかったり、話についていけなかったりします。
読書をすることによって知識の幅を広げておくことで、話を展開したり、ついていくことができるようになります。
読書以外にも、新聞やネットのニュースなどもコミュニケーションには役に立ちます。
しかし、ネットのニュースばかりでは、コミュニケーションの深さがなく、相手にも知識の浅さを見透かされてしまいます。
多くの本を読むことによって、コミュニケーション能力が高まると思っています。
仕事に活かすための読書
コミュニケーション能力を高めるためには、色々な本を読む、いわゆる多読がいいのですが、仕事に活かすためにも読書をします。
仕事に活かすための本とは、知識を深める本、仕事術を学ぶ本、経営について学ぶ本などがあります。
これらの本は、多読というよりは、選択が大事になります。
もちろん読む前に完璧に選択できればいいのですが、そういうわけにはいきません。
せっかくお金を出して買っても、最初の数ページを読んだだけで期待ハズレと分かる本もあります。
1冊の数百ページの中に数ページだけ役にたったという本もあります。それでもいいと思います。
本当にいい本であれば、時間をおいて読み直すことによって、さらに理解が深まります。
まとめ
本を読むことによって、コミュニケーション能力が高まったり、仕事術が身についたり、知識が深まったり、心が豊になったりします。
本を読むことの効果は、仕事だけでなく人生においても役にたつのです。
経営者ともなると、仕事が忙しく本を読む時間がないと思う人もいるかもしれません。
しかし、1日15分でも時間を作ることができれば、本を読むことができます。
毎日15分だと、1週間で1時間45分になります。1時間45分あれば、ボリュームの少ない本であれば読み終えることができます。
時間がなくて本が読めないと思っている人がいましたら、1日少しでも時間を作って読書をすることをおすすめします。
【編集後期】
アイキャッチ画像の「本を読む人だけが手にするもの」の著者、藤原和博さんが、著書「必ず食える1%の人になる方法」の中で、「読み終わった本が30冊たまったら、近所の公立図書館に寄贈している」と書いていました。
これを読んで、「いいなぁ!」と思いました。
わたしもだいぶ本がたまってきていますので、図書館に寄贈することによって地域に貢献できるのであれば素晴らしいことだと思いました。
近いうちに、寄贈してみようと思います。