税理士事務所を選ぶ際は、今だけのことだけでなく、自分が引退するまでのことを考えて選ぶようにしましょう。
しかし、年齢によっては引退までのことを考える必要はありません。
そこで、年齢別に税理士事務所を選ぶポイントを書いてみます。
40代以下の社長・個人事業主
40代以下の社長については、引退まで同じ税理士に見てもらおうと考える必要はないと思います。
65歳まで働くと考えると、引退するまで15年以上もあります。
一度税理士事務所に依頼をしたら変更するのは良くないと思っている人が多いかもしれませんが、そんなことはありません。
15年以上もの長い期間となると、同じ税理士に見てもらうメリットよりも、同じ税理士に見てもらうデメリットの方が大きくなってしまう可能性もあります。
まず、自分にとって、その税理士事務所が15年以上もベストの税理士事務所であり続ける保証はありませんし、そういう税理士事務所を最初から選べるかどうかもわかりません。
個人の税理士事務所であれば、年齢による変化もありますし、大手の税理士法人の場合も、方針が変わってしまうことがあります。
最初に選ぶときに、この税理士事務所がいいと思って選ぶのですが、実際に1年2年と依頼してみて合わなければ変更しても問題ありません。
むしろ、合わないと思ったら、変更した方がいいです。
複数の税理士事務所を経験すれば、どういう税理士事務所が自分に合うのかもわかるようになるかもしれません。
50歳くらいまでに、自分にとって引退まで付き合える税理士事務所を探すことができれば問題ありません。
そうは言っても数年おきに税理士事務所を変えることが何回も続くのは良くありません。
10年くらいは依頼してもいいと思える税理士事務所を探し、50歳くらいになったら、引退まで依頼しても大丈夫かどうかを検討するといいでしょう。
50代以上の社長・個人事業主
50代以上の社長であれば、自分が引退するまで依頼することを考えて税理士事務所を選ぶようにしましょう。
自分が引退するまで依頼することを考えると、自分と同年代か自分よりも若い税理士を選んだ方がいいでしょう。
65歳で引退するとしたら、5歳くらい年上の税理士でも大丈夫だとは思います。
しかし、70歳まで経営を続けることになるかもしれません。
そうなれば、5歳年上の税理士は75歳です。
75歳が駄目という訳ではありませんが、健康面なども考慮すると、自分よりも少し若いくらいの税理士の方が安心ではあるでしょう。
50代以上で独立をした場合は、税理士が自分に合うかどうかを判断するのにあまり時間をかけない方がいいです。
3年で判断をして、3人くらい合わなかったら、もう60代になってしまいます。
自分に合わないと思ったら、早めに次の税理士を探した方がいいでしょう。
まとめ
引退する10年前までには、引退まで依頼できる税理士事務所を見つけておきたいものです。
40代以下の若い社長であれば10年くらい任せることができる税理士事務所を探すようにしましょう。
自分に合わないと思ったら、数年で変更を検討し、自分に合う税理士事務所を探します。
若い社長であればあるほど、税理士の年齢にはこだわらなくてもいいでしょう。
10年くらいして税理士が高齢になってきて合わなくなったと思ったら、変更を検討しても間に合います。
50代以上の社長であれば、最初から自分が引退するまで依頼できる税理士事務所を探しましょう。
税理士事務所が自分に合うかどうかは、1年くらいで判断します。
1年で変更を検討すれば、自分に合う税理士が3番目の税理士だったとしても、3年で自分に合う税理士を見つけることができます。
今回は、年齢に絞って税理士事務所を選ぶポイントについて書いてみました。
税理士の年齢は、税理士を選ぶ際の一つの要素に過ぎませんが、大切な要素でもあります。
税理士事務所を選ぶ際には、税理士の年齢も考慮するようにしましょう。
【編集後記】
千葉市中央区にある「彩蓮」さんで、冷やし中華の特製冷やし彩蓮盛り(醤油タレ)を食べました。
特製と言うだけあって、色々な具材がのっています。
錦糸たまご、ネギ、ミニトマト、レタス、鶏のチャーシュー、キュウリ、牛肉と豚肉を煮たもの、揚げワンタン皮、人参、クラゲと昆布の中華和えの10種類もの具材がのっています。
たまご、ネギ、レタス、キュウリ、人参はかなりの細切りで、見た目にも綺麗です。(冷やし中華に人参が入っているのは初めて見たかも)
牛肉と豚肉を煮たものも、柔らかくて美味しいです。冷たいものの中に、この具材だけは暖かくアクセントにもなっています。
醤油タレは甘みが強い感じがして、とても美味しいです。
ついているレモンを絞ると爽やかになり、いい感じです。
今年、ラーメン屋さんで食べた冷やし中華の中では、丹治さんに次いで2番目に美味しかったです。
冷やし中華の季節はそろそろ終わりになりますが、丹治さんの冷やし中華とともに、この彩蓮さんの特製冷やし彩蓮盛りも、来年また食べてみたいなと思います。