自分がどうなりたいかということは大切

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事業をしていて、自分はどうなりたいかと考えることは大切です。

例えば、私の場合は、地域密着、拡大をしない、自分で見れる範囲で業務を行う、一人にはこだわらない、などの軸があります。

こういう軸を持っているのに、拡大を目指している人のセミナーを受けては、「拡大もいいな」と思ったり、業種特化をしている人のセミナーを受けては、「医業に特化してみようかな」と思うようでは、自分がどうなりたいかがわかっていないということです。

自分がどうなりたいと思っているかを普段から意識しておく必要があります。

自分の軸を持とう

自分の軸を持たなければ、あれもいい、これもいい、とふらふらしてしまいます。

その結果、どれも中途半端になり、どれも達成できないということになってしまいます。

例えば、拡大を目指す事務所と拡大を目指さない事務所では、やることは異なります。

拡大を目指すのであれば、より多くのお客様に来てもらうように営業をします。

基本的には、来た仕事は断らないということも必要でしょう。

しかし、拡大を目指さないのであれば、来て欲しいお客様に来ていただくことを目指しますし、力になれないと思ったら、お断りすることも考えなくてはいけません。

そもそもの方針が違うわけですから、参考になる部分は限られます。

となりの芝生は青く見えるという言葉があるように、自分と違う営業スタイルの人を見ると、なんだか良さげに見えてしまうことは多いでしょう。

そういうときに自分の軸をしっかりと持っていなくては、なりたい自分になることはできません。

どうなりたいかは変わってもいい

自分の軸を持つことは、大切です。

しかし、どうなりたいかは、時間や状況とともに変わることもあります。

変わっても構いません。むしろ、変わるのが当然と思っておいた方がいいでしょう。

時代や世の中が変わるわけですから、なりたい自分もそれに合わせて当然のように変わるのです。

そのときに、変わる理由みたいなものは、しっかりと確認しましょう。

何となく変わったというのでは、単に流されているだけです。

今までは、時代や世の中がこうなると思っていたが、そうではないと分かったからとか、業界がこういう風に変化することが予測できるからといった根拠があった方がいいです。

自分の中の軸はそのままに、なりたい自分が変わるといったイメージでしょうか。

地域密着を目指していたが、ITの発達により、地域密着を掲げる理由が薄くなったので、方向を転換したということであれば問題ないでしょう。

ただし、地域密着の効果は変わっていないのに、何となく売上を増やしたいから、対応地域を少し増やしたということでは、事務所の特色が薄くなり、地元の人にも来てもらえなくなってしまうかもしれません。

まとめ

自分の軸を持ち、自分がどうなりたいかがわかっていないと、流されるように進んでしまいます。

更には、自分がなりたい方向とは違う方向で頑張っている(成功している)人を見て、その人がやっていることを真似してしまいます。

方向が違えば、やることも違うはずです。

どのビジネスでも共通のものというのはありますので、共通した部分を真似するのはいいのですが、違う部分を真似してしまっては、自分の方向性が変わってしまいます。

人間は、成功している人を見ると、つい真似してしまいたくなりますが、自分がどうなりたいかということをしっかりと把握していれば、人に流されることもなくなります。

人に流されないためにも、自分の軸をしっかりと持ち、自分がどうなりたいかを日頃から確認しておきましょう。

【編集後記】

千葉ロッテの福浦選手が、来シーズンはコーチ兼任になりそうです。

コーチ兼任になると、選手としての出番が減ってしまうのではないかと心配です。

あと38本に迫っている2,000本安打は達成できるのでしょうか。


 

千葉市、四街道市、佐倉市を中心に地域密着を目指している「渡邉ともお税理士事務所」のホームページはこちら

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。