わたしは地域密着をうたって営業をしています。
地域密着というと、口コミだったり、紹介だったりでお客様に来ていただくようなイメージがあるかもしれません。
しかし、わたしの場合は、口コミや紹介といったことはほとんどなく、お問い合わせを頂くお客様は、ホームページやブログを見て問い合わせをしてきます。
そして、お問い合わせを頂くお客様は、ほとんどが車で20分圏内の方です。
まさに地域密着なのです。
やはり近くの税理士を探すことが多い
やはり、税理士を探すときには近くの税理士を探すことが多いです。
わたしの場合も、多くのお客様は「四街道 税理士」か「千葉市 税理士」で検索をしています。
このキーワードで検索した中から近くの税理士のホームページをいくつか見て、ここにしようと思って問い合わせをして頂いているのだと思います。
近くにいい税理士が見つからない場合は、範囲を広げることになります。
昨日が申告期限だった確定申告でいうと、9割の方が四街道市か千葉市の方です。
みなさん、近くの税理士をインターネットで探しています。
「ネットで検索したのですか?」と聞くと「そうです。」とのお答えを頂きますし、「どんなキーワードで検索したのですか?」と聞けば、「四街道 税理士」か「千葉市 税理士」で検索したとのお答えを頂きます。
これにプラスして、MFクラウドの公認メンバーから近い税理士を探したという方もいらっしゃいます。
MFクラウドを使っている人の場合は、MFクラウドのホームページに公認メンバーが載っていますので、その中から探したということです。
その場合でも、そのリストで見つけたあとに、わたしのホームページやブログを見てから問い合わせをしてきます。
今の時代では、税理士をインターネットで探す人も多いということでしょう。
地域密着と特化型
最近では、特定の業種に特化をする税理士事務所も増えています。
インターネットで税理士を探す場合、特化型の税理士事務所の方が強いと思う人もいるかもしれません。
特化型の税理士を探している人はわたしの事務所には来ないので、はっきりとしたことはわかりませんが、おそらく近くの税理士を探す人の方が多数派だと思います。
税理士を探すときに、飲食業だから、飲食に強い税理士を探そうと思う人よりも、近くの税理士を探そうと思う人の方が多いのではないでしょうか。
ただし、特徴を持つことはいいことだと思います。
近くの税理士が3人いたとしたら、その中から特徴を持った税理士を選ぼうとします。
自分がパソコンに強い人であれば、パソコンに強い税理士を選ぶでしょうし、税務調査が心配な人であれば、税務調査に強い税理士を選びます。
ですから、特化というよりは、特徴を持つということは大事だと思います。
大きな都市の場合は、業種を絞ってもいいですが、そうでない場合は、ただでさえ事業者数が少ないところをさらに絞ることになり、あまりいいことにはならないと思います。
わたしの場合は、人口9万人程度の四街道市で営業していますから、何でもやる町の税理士を選択しています。
色々な業種のお客様の仕事をするというのは、性格的にも合っています。
色々な経験もできますし、刺激もあります。
仕事としてのやりがいを考えたうえでも、業種に特化するよりは、業種を絞らない方を選びます。
まとめ
ひと昔前であれば、地域密着といえば、口コミや紹介だったかもしれません。
しかし、今ではインターネットで近くの税理士を探す時代だと思っています。
極端なことを言えば、普段通る道に税理士事務所があったとしても、いきなり電話をするのではなく、インターネットで情報を調べてから問い合わせをするのです。
そういった意味でも、地域密着とインターネットの相性はいいと思います。
実際に近くにあることに加えて、インターネットでも情報を得ることができるのですから。
【編集後記】
近くのお客様が多いため、移動時間が少なくて済みます。
移動時間が少ないということは仕事の効率化にも繋がります。
また、移動時間が少ない、あるいはお客様に来所して頂けるので、わたしはカフェで仕事をしたり時間を潰したりということはほとんどありません。
この点も、地域密着のメリットかなと思っています。
税務署から戻って来た返信用封筒に「料金不足受取人払い」の文字が・・・
事務所のスケールではかると140円で足りてるはずなんだけどなぁ。