サービスを提供する相手はAIやコンピュータではなく人間

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最近では、AIの話題を聞かない日がないくらいAIについて聞いたり読んだりすることが増えました。

税理士業界もAIで仕事がなくなるとはずいぶん前から言われています。

AIをどう利用していくかは大きな課題と言えるでしょう。

AIを利用するがお客様は血の通った人間

サービスを提供する側の税理士は、AIを上手く利用する必要があります。

しかし、AIを利用してサービスを提供する相手は人間です。

当たり前のことですが、お客様はAIでもなければロボットでもありません。

例えば、わたしのお客様でいうと、20代、30代、40代、50代、60代以上と各年代のお客様がいらっしゃいます。

20代のお客様と60代以上のお客様では価値観や考え方などが違いますし、年齢に関係なくお客様によって価値観や考え方は違います。

現時点では、AIがそこまで判断して人に対してサービスを提供することはできないでしょう。

数十年後はわかりませんが、一気にそこまでいくとも思えません。

人間にしかできないサービスを提供していくことが大切になります。

なくなるものがあれば、生まれるものもある

AIの進化によって当然なくなるものも出てくるでしょう。

それが事務作業なのか、電話対応なのか、車での移動なのかはわかりません。

しかし、AIの進化によって生まれるものもあるはずです。

その新しく生まれるものを上手く取り込んでいけば、なくなると言われている税理士の仕事でも生きていけるのではないかと思っています。

お客様の中には、AIなんてわからないという人もいます。

そういった人たちにAIを使って経理を行うことを教えるという仕事もできるかもしれません。

現時点では全く思いつかないようなサービスが数年後には生まれているかもしれません。

そういった動きには、常に敏感でいられるようにしましょう。

まとめ

AIの進化により、税理士の仕事がなくなるかどうかはわかりません。

ただし、仕事の内容が変わっていくことは間違いないでしょう。

AIを上手く使いこなして税理士としてやっていくか、税理士業以外の仕事も取り入れていくのか、やり方は人それぞれです。

どちらにしても、サービス業を行うとしたら、サービスを受けるのは人だということは変わりません。

スーパーのレジは無人になるかもしれませんし、ホテルマンもロボットになるかもしれません。

わたしは現時点では、ホテルのフロントがロボットだったら嫌だなと思いますが、10年後には違和感なく受け入れているかもしれません。

少しずつ、人々もそういうものを受け入れていくのは間違いないでしょう。

しかし、完全にAIやロボットが人の代わりになることはないと思います。

時代の流れや動きに注視しつつ、AIを利用して、血の通った人に対するサービスを提供していくことが必要です。

【編集後記】

事務所を移転して半年になりますが、最近は特にその効果が出てきたと感じています。

思っていた方向と違う方向に行かないように、自分の軸や方向性をしっかりと持たないといけないなと思います。


 

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。