今週号の週刊ダイヤモンドの特集は、「20年後も医学部・医者で食えるのか?」でした。
税理士は、AIの発達で10年後には仕事がなくなると言われて久しいのですが、とうとう医者まで食えなくなると言われるようになったみたいです。
しかし、税理士が食えなくなるとか、医者が食えなくなるとか考えても仕方ありません。
そもそも、その業種の人が全て食えるという状況は今も昔も、そしてこれからもないでしょう。
ですから、税理士が食えなくなるなんてことを必要以上に気にすることはありません。
仮に、税理士のうち食えるのが3割だとしたら、その3割に入る努力や工夫をすればいいだけです。
税理士は15年以上も前から厳しかった
税理士の仕事は10年後にはなくなると言われ始めたのはいつのことでしょうか。
数年前には言われていたと思います。
では、5年以上前までは税理士になれば安泰だと言われていたかというと、決してそんなことはありません。
わたしは17年前にこの業界に入りましたが、入ってすぐに独立はリスクを考えると厳しいなと思いました。
その頃から厳しい世界だと思っていたのです。
ですから、少し前から、税理士の仕事はなくなると言われても、「今更?」という気がしました。
税理士の中で満足のいく収入を得られる人の割合が、20年前は5割だったのが、今では3割、10年後には1割になっているかもしれません。
今までも、その食える税理士の中に入るように努力をしてきましたし、今後もそれは変わりません。
5割よりも1割に入ることは難しいでしょう。
でも、そこに入らなければ食えなくなる訳ですから、やるだけです。
どこの業界も基本的には同じ
業界によって食える人の割合は違いますが、基本的にはどの業界も同じです。
その業界の中で食える人もいれば食えない人もいるのです。
食える人になれるように努力や工夫をするのも同じです。
芸能界、プロスポーツ、医者、弁護士、会計士、どの業界でも同じです。
もちろん、業界によって食える人の割合は違います。
芸能界で食える人の割合は低いですし、医者は食える人の割合が高いと思います。
割合に違いはあれど、単純にその業界に入ったから食えるという訳ではありません。
まとめ
税理士の仕事はなくなると言われることについて違和感を感じていました。
週間ダイヤモンドの表紙を見て、遂に、医者も食えなくなると言われるようになったのかと思い、記事にしました。
わたし自身は、以前から、税理士業界が楽な世界だとは思っていなかったので、今更食えなくなると言われてもピンと来ません。
そんなことは以前から考えていて、その中で生き残ることを考えていたからです。
わたしは、ブログやホームページのプロフィール欄に、好きな言葉として以下の言葉を載せています。
・大事なのは変わってくこと、変わらずにいること(槇原敬之さん、遠く遠くの歌詞)
・最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残るのは、変化できる者である。(ダーウィン)
時代の変化に応じて変わっていかなければ生きていけないとは、いつも思っていることです。
変わっていく中でも、変わらない部分も残しておく必要もあると思っています。
今後も今までどおり、変えた方がいいものについては変えていくし、変えない方がいいものについては変えないというスタイルでいきます。
【編集後記】
そろそろ、ラーメン屋さんで冷やし中華を始めるころでしょうか。
昨年から、ラーメン屋さんで冷やし中華を食べるようになりました。
今年も美味しい冷やし中華を食べたいなと思います。