個人の投資信託の残高が減っていたというニュースに思うこと

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最近のニュースで、日銀の統計で個人の投資信託の保有高を誤って計上していたというものがありました。

誤ってと言うには、にわかに信じがたい額だったのでびっくりしました。

何と、誤っていた額は30兆円以上なんです。

「むむむっ!!! どうやったら30兆円も誤ることがあるのだろう」と思った人も多いのではないでしょうか。

毎日新聞によると、ゆうちょ銀行が保有する投資信託の残高を誤って個人が保有していることにしてしまったということです。

ここでまた驚くポイントが・・・

「ゆうちょ銀行って、30兆円以上も投資信託を持っていたんだぁ!」

疑問に思ったので、ゆうちょ銀行のホームページで、2017年度の決算説明資料を見てみました。

これを見ると、株式会社ゆうちょ銀行単体で、運用資産の合計が207.7兆円とあります。

運用資産の内訳は以下のようになっています。

国債  62.7兆円
地方債・社債等  17.1兆円
外国証券等  59.2兆円
金銭の信託  4.2兆円
貸出金  6.1兆円
預け金等  49.3兆円

これではよくわかりませんが、外国証券等とは、外国債券と投資信託のことみたいです。

そして、投資信託は39兆円と書いてあります。

確かにゆうちょ銀行は、30兆円以上の投資信託を保有しているようです。

ゆうちょ銀行は、資産を主に国債で運用しているのかと思っていたら、そうでもないんですね。

今どき国債中心で運用をしていたらほとんど増えませんからね。

しかし、日銀が統計をとるさいにこれを間違えるとは、ちょっと信じがたいですね。

この間違いにより、個人の投資信託の保有残高は109兆円から76兆円になりました。

個人の保有残高を3割も間違えていたことになります。

個人の投資信託の保有残高は増えていたと思われていたのに、実際は減少していたのです。

「何だかなぁ」という感じです。

でも、言われてみるとそうかもなぁ、とも思います。

例えば、グローバル・ソブリン・オープンという投資信託は、2006年から2008年くらいまでは5兆円を超える残高がありました。

一つの投資信託で5兆円の残高です。

当時は毎月分配型の投資信託が流行り、そうしたものの中には残高が1兆円を超えるものもいくつかありました。

ちなみに、今では1兆円を超える投資信託は1つもありません。

1番残高が多い投資信託でも、7,500億円程度です。

グローバル・ソブリン・オープンの現在の残高は5,000億円以下になっています。

こうして考えてみると、個人の全体の投資信託の残高はやはり減っているのでしょう。

一時期、毎月分配型の投資信託が流行っていたのですが、個人投資家も、毎月分配型の投資信託は資産形成において、得ではないと気づいたのだと思います。

ですから、投資信託の残高が減ったことは、投資家が少し賢くなったと言えるのかもしれません。

毎月分配型の投資信託が流行り、投資信託の残高が増えていたのであれば、個人の投資信託の残高が減少したとしても、中身は改善の方向に向かっているのではないでしょうか。

わたしは、世界中の株式に投資する低コスト(信託報酬が年0.1~0.3%程度)のインデックスファンドを積み立てています。

iDeCoやつみたてNISAが少しづつではありますが、普及しているため、低コストのインデックスファンドの残高は増えているのではないかと思っています。

今後は、投資信託を使って長期的に資産形成を行う人が増えることにより、インデックスファンドの残高が増え、個人の全体の投資信託の残高も増えていくことを期待します。

そうなったときこそ、素直に個人の投資信託の残高が増えていることを喜べるのかもしれません。

【編集後記】

営業車を1年点検に出しているため、代車に乗っています。

今回の代車は、アバルト595コンペティツィオーネでした。

フィアット500と同じ形なのですが、フィアット500がおしゃれな感じがするのに対し、アバルト595はカッコいいですね。

内装もこんな感じでカッコいいです。

フィアット500とアバルト595では、形は同じでも、見た感じは違うし、内装も随分と違います。

もちろん、走りも違いますし、値段も違います。

遠目で見るとあまり区別がつかないですけど、全く違う車という感じですね。


 

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渡邉 朝生
1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。

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1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。