税理士として個人事業を始めて2年8ヶ月が経ちましたが、このたび会社を設立することにしました。
と言っても、税理士法人を設立する訳ではありません。
株式会社を設立して、税理士業以外の仕事を会社で行おうという考えです。
一般の人は知らないかもしれませんが、税理士業を株式会社で行うことはできません。
ですから、個人事業として税理士業を行ってきました。
現状のわたしの売り上げはほとんどが税理士業なので、会社を作っても売り上げはほとんどありません。
しかし、今後は税理士業以外の売り上げも増やしていきたいという気持ちはあります。
わたしは仕事として法人成りの相談をよく受けます。
その際は税金上の有利不利なども説明しますが、その人がどうしたいかという想いを重視しています。
自分の場合も、税理士業以外の仕事を会社でやりたいという気持ちがあるので、会社を設立します。
過去にはこんな記事も書いていました。
もともと会社を設立したいという想いがありました。
ようやく税理士業以外の仕事をする箱ができることになります。
当面は税理士業務に関連するものになりそうです。
コンサルティング業務やセミナー業務を少しずつやっていければと思っています。
株式会社にした理由
会社を設立する際には、株式会社か合同会社かという選択肢があります。
わたしは勤務時代に会社設立は数多くみてきました。
ですから、何年も前から合同会社で設立する人が多いことも当然のことのように知っています。
それでも、わたしは株式会社を選びました。
合同会社がこれだけ増えてきているにも関わらず、未だに合同会社は、認知度がとか、信用がとか言われることが多いです。
世間一般からしたら、まだまだ合同会社の認知度は低いということでしょう。
これは今後もしばらくは変わらないのではないかと思っています。
少なくとも数年で合同会社の知名度が急激に上がり、信用度が急激に上がるということはないのではないかと思っています。
そういったこともあって、わたし自身は株式会社を選びました。
10年か20年先には、認知度がとか信用がとは言われなくなっているかもしれません。
認知度や信用にこだわらないのであれば、合同会社でも問題はないでしょう。
まとめ
前から作りたいと思っていた株式会社をようやく設立することになりました。
今までも、税理士業以外の仕事を増やそうとは思っていたのですが、できずにいました。
会社も作ったので、今後は税理士業以外の仕事にも力を入れなくてはいけません。
会社を作った意味がなくなってしまうので。
個人事業でなければできない業務などがある士業の場合は、一般の場合の、個人事業がいいか法人がいいかとは判断の要素が異なります。
さらに、税理士の場合は税理士費用がかからないという特殊理由があります。
ですから、わたしが会社を設立したことは一般の人の参考になることではないと思います。
当面は税理士業の10分の1くらいの売り上げを目指すことにします。
【編集後記】
先日妻の実家に行った際に、乗り換えのためにJR天王寺駅から大阪阿部野橋駅まで歩きました。
そこで突如として、アベノハルカスが現れました。こんなところにあるのかと思って撮った写真がアイキャッチ画像の写真です。
外から見ただけで中には入っていません。