事業をするうえで効率化は欠かせません。
ITやAIを積極的に取り入れるのもいいでしょう。
しかし、いざというときには、マンパワーに頼ざるをえない状況が発生することもあります。
ITやAIを積極的に取り入れ、効率化を図りながらも、マンパワーの大切さも頭に入れておくといいと思います。
ITやAIが一時的に使えなくなる状況がある
ITやAIはとても便利なものであり、うまく使えば大きな武器になります。
しかし、例えば、停電になってしまったら、ITは使えなくなってしまう可能性があります。
先日の大雨でわたしの実家(千葉県茂原市)は床上浸水の被害を受けました。
畳はすべて濡れてしまいました。
畳を外に出して、床下を乾かさなくてはいけないのですが、濡れた畳はとても重く、1人ではとても動かせません。
わたしの実家は高齢の父と母の2人暮らしですから、両親だけでは畳を外に出すことができません。
いざというときのマンパワーがない状態です。
ですから、別居をしている子どもたちが協力をして畳を外に出しました。
同居はしていませんが、当然いざというときには手伝いに行きます。
会社の場合でも、停電やその他の状況でマンパワーが必要になるときがあります。
普段はITやAIを駆使することで最小限の人間で仕事をまわしていると、いざというときにマンパワーが足りなくなる可能性があります。
例えば、税理士事務所で、申告期限当日に何らかの事情で事務所のパソコンが一切使えなくなったとします。
パソコンは使えないので、手書きに切り替えて申告書を作成しなくてはいけないということがあるかもしれません。
パソコンがあれば1人で9件でき、パソコンがなければ1人で3件しかできないということであれば、少なくとも3倍の人が必要ということになります。
あまり良い例ではないと思いますが、こういったこともあるかもしれません。
いっぱいの状態で仕事を回していても、マンパワーが必要になる
仕事をいっぱいで回している状態で、突発的な仕事が入っても、マンパワーが必要になります。
普段は限界の70%の量で仕事をしていれば、突発的な仕事が入っても残りの30%部分を使って仕事をこなすことができます。
しかし、普段から100%の状態で仕事をしていると、突発的にやらなければいけない仕事が入ったときに、その仕事をこなすことができません。
こういった場合でも、普段から人に余裕を持って仕事をしていれば、マンパワーを投入して乗り切ることができます。
わたしの事務所は現在わたしとパートさんの2人で仕事をしています。
もし、パートさんが病気やケガで働けなくなってしまったら困ってしまいます。
仮に、パートさんが3人いれば、そのうちの1人が病気やケガで働けなくなったとしても、あとの2人のパートさんが協力をすれば、一時的にはしのげるかもしれません。
1人1人の力を余らせておくこと、あるいは人数を余らせておくことで、いざというときにマンパワーを使うことができます。
普段からマンパワー全開で仕事をしていると、いざというときに対応できないということです。
まとめ
わたしの実家は、高齢の父と母の2人暮らしで、いざというときのマンパワーがない状態で暮らしています。
その状態で被災してしまい、マンパワーが必要になりました。
同居はしていませんが、幸い家族がいるため、家族が協力して片づけをすることができます。
今回の大雨でそういった経験をしたので、仕事に当てはめて考えてみました。
仕事も、いざというときにマンパワーが必要になることがあるかもしれません。
もし、社内にマンパワーがないのなら、今回のわたしの実家のように社外から協力者を求めることも必要になるかもしれません。
そういったときのために、外部の協力者を普段から探しておくといいと思います。
こういった記事を書いていてなんですが、マンパワーという言葉は、あまりいい響きの言葉ではないですね。
【編集後記】
FA宣言をした鈴木大地の動向も気になりますが、外国人選手も気になります。
レアードとマーティンは残留して欲しいのですが、投手陣はチェン以外は入れ替えかなぁと思います。
ボルシンガーも退団だろうなぁ。
先発1人と、中継ぎか抑えで1人良い外国人投手が獲れればいいなぁ。