昨日コンビニで、自分の気になった商品に値札がなく、「いくらなんだろう」と困ってしまいました。
周りの商品を見ると、他にも値札のない商品が結構ありました。
たまたま商品の入れ替えなどをしたのかもしれませんが、昨日は値札のない商品が目立ちました。
もともと、コンビニでは値段がわからないと思うことがありました。
コンビニは商品の入れ替えも激しいので、もれなく値札をつけるのは難しいかもしれませんが、値札がないと買おうという気持ちにブレーキがかかることは間違いありません。
100円くらいかなと思った商品が、レジで150円ですと言われたら、良い気はしないですからね。
だいたい、自分が思うより高い金額のことが多いと思いますし。
そこで、自分も価格はできる限り表示した方がいいなと改めて思いました。
100%は難しいが、80%以上は表示できると思う
わたしが経営している税理士事務所のホームページには価格が書いてあります。
価格体系をなるべくシンプルにして、しかも、表示されている金額でおさまるようにと考えています。
実際に、法人の税務顧問、個人の確定申告、相続税の申告、いずれも価格表通りの価格でやらせて頂いているお客様の割合は80%以上だと思います。
80%以上というのが多いのか少ないのかはわかりませんが。
税理士事務所の仕事の場合、業務の100%を価格表に載せ、しかも、その価格表の金額に収まるというのは難しいです。
個別の事情により、その仕事にかかる時間、手間、難易度、その他のことが変化するからです。
場合によっては、最初の段階では完全な見積もりができないこともあります。
実際にやってみて追加の金額が発生することもあるでしょう。
価格表を細かくすることも考えられますが、そうすると、価格表がわかりづらくなり、お客様にとってもデメリットになってしまいます。
価格も含めて情報を発信している理由
わたしの場合、価格以外のことも、ホームページやブログで色々と情報を載せています。
お客様が、事前にホームページやブログを見た段階で、ここにお願いしようと思って頂けるようにというのが狙いです。
ですから、価格はお問い合わせください、というのは最小限にしたいと思っています。
ホームページには「税務顧問をご検討のお客様につきましては、初回の面談は無料となっています。」と書いています。
この言葉の意図は、初回の面談は、ホームページやブログでこの税理士にお願いしようと思ったお客様が、実際に会ってこの税理士で良いかどうか確認したい、少し細かい点について確認したいという方に向けて書いています。
例えば、ホームページやブログで好印象を持ったけれど、実際に会ってみて確認しないとわからない部分もあるでしょう。
また、自分の事情を説明して、本当にホームページに書いてある価格でおさまるかどうかを確認したいという人もいるでしょう。
こういったときのための初回無料相談だと位置づけています。
税金についての不明点を相談する無料相談とは違う位置づけです。
ホームページやブログで税理士を選ぶ際に必要になると思われる情報を発信しています。
しかし、ホームページやブログだけでは伝わらないこともあるので、初回の相談は無料という形をとっています。
この相談は、弊事務所に依頼しようと思っているけれど、ちょっと迷いがあるとか、実際に会って確認したいという相談です。
税金についての不明点の相談を受けることではありません。
この部分があまり伝わっていない可能性があるので、少し表現を工夫する必要があると思っています。
繰り返しますが、価格や事務所のこと、自分自身に関する情報を発信することで、問い合わせをしていただく段階で、弊事務所にお願いしようと思って頂けるために、情報を発信しています。
まとめ
たまたまコンビニで値札がなく判断に困ると思い、自分に当てはめて記事を書いてみました。
情報の発信は、目的を持ってやる必要があります。
価格を表示している、ブログを書いているには理由があります。
どのようにすれば、問い合わせの段階で弊事務所にお願いしようと思って頂けるかを考えて、情報発信を見直そうと考えています。
初回無料相談の相談は税金についての相談ではなく、弊事務所や自分に対しての不明点などに関する相談ということをどう表現するかが課題となります。
【編集後記】
2週間ほど娘の下痢が続いていたのですが、ようやくおさまってきたみたいです。
医者からは、食欲もあり、元気なので、問題はないと言われていましたが、やはり心配ですから、ちょっと安心しました。