ときには大きな方向転換をした方がいい場合もある

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わたしは地元の個人の方が経営している飲食店やお店のツイッターを何人かフォローしています。

中には行ったことのないお店もありますし、正確な場所を知らないお店もあります。

昨年の12月頃に、わたしがフォローしているイタリアンのお店の方が、ラーメン屋さんとしてリニューアルオープンします、というツイートをしていました。

「!!!」

行ったことがないお店ですし、正確な場所も知らないお店ですが、その方のツイートは何度か目にしていましたので、かなり驚きました。

個人のイタリアンのお店がラーメン屋さんにリニューアルするというのは、かなり珍しいことではないかと思います。

このことは、先日の編集後記でも少し書いていますが、今回は一つの記事として、改めて書くことにしました。

ラーメン屋さんと言っても、普通のラーメン屋さんではなく、イタリアンの要素を持ったラーメン屋さんみたいです。

店名を「きむらさん家」から「伊太そば」に変え、メニューは、カルボナーラ、ジェノベーゼ、アラビアータ、ポルチーニの4種類にするそうです。

わたしの事務所からこのお店に行くには車で40分くらいはかかりますが、ラーメン屋さんになるなら、一度は行ってみたいなと思っていました。

年が明けて、このお店のリニューアルは、「坂上&指原のつぶれないお店」の企画で行われたことを知り、さらにびっくりしました。

そういうことだったのかと。

テレビでは、このお店のリニューアル前の状況はかなり厳しいものだったと言っていました。

だからこそ、お店の方も番組に依頼をしたのでしょう。

このように、うまくいっていないのであれば、何か思い切った方向転換をした方がいいケースも多くあると思います。

税理士事務所で言えば、例えば、町の税理士事務所としてとくに特徴のない営業をしていたが、思うような売上があげられなかったので、資産税専門、個人確定申告専門、飲食店専門というような専門をうたうように転換するということが考えられます。

法人メインでやっていた税理士事務所が個人確定申告専門に方向転換するということがあれば、これはかなり大きな方向転換だと思います。

このくらいやらないと劇的な変化は現れないのかもしれません。

実際に田舎で専門特化をすることはかなり勇気のいることだと思いますが。

イタリアンのお店が、イタリアンの新メニューを出したところで、それ程のインパクトはありません。

しかし、イタリアンのラーメン屋さんに完全リニューアルとなれば、これはかなりの方向転換です。

ツイッターを見ると、このお店はテレビの放送があった後は、行列ができ、スープがなくなるまでお客さんが入っているようです。

もちろん、テレビの力が大きいと思いますので、少し落ち着いてからが勝負だとは思います。

しかし、大きな方向転換をしたことによって、一時的な要素はありますが、売上げが大きく増えたことは間違いないでしょう。

もし、現状うまくいっていない経営者の方がいたら、発想を柔軟に豊かにして、大きな方向転換を図ることを考えてもいいかもしれません。

番組の中で鎧塚さんが、店主の見た目から現れるオーラのようなもの(自信みたいなものも含まれると思います)が大切だと言っていました。

これは税理士にも通じると思います。

見た目の雰囲気ってどんな商売にも大切なんだと思います。

わたし自身も気をつけたいことですね。

【編集後記】

わたしが大きな変更転換をするとしたらどうするかなあと考えると、それは税理士法人になることかなあと思います。

その可能性は十分にあります。

ただし、方向転換をして拡大を目指すということになる可能性はないと思っています。


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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。