わたしの事務所は、わたしとパートさん1人の2人だけの事務所です。
パートさんは未経験で入社して1年半くらいがたったところです。
わたしが自分の仕事をしていると、なかなか仕事の全部を教えることは難しいです。
また、教育のマニュアルがある訳でもありません。
その時々で、必要に応じて教えているという状況です。
パートさんは、他の税理士事務所を知らないため、恐らくは、「税理士事務所ってこんな感じなのかな?」と不安に思うこともあるのではないかと思っています。
「私は成長しているのだろうか?」と疑問に思うこともあるかもしれません。
そんなこともあり、税理士事務所の一般的な仕事について書かれた本があればいいなと思っていました。
なかなかそういった本はなかったのですが、「税理士事務所に入って3年以内に読む本」というタイトルの本が発売されることを知り、良さそうだと思い、楽天で予約し、今日届きました。
序盤でいきなり、路線価の話が出てきたり、事業承継の話が出てきたりして、「パートさんにはちょっと難しかったかな?」と不安になりました。
しかし、読み進めていくと、わたしが思っていた通り、税理士事務所の経験が浅い人が、「税理士事務所の仕事ってこんな感じ」ということを知るのにいい本かなと思いました。
パートさんが読めば、普段わたしの指示で言われた通りにやっていたことが「こういうことだったんだぁ」と納得する部分も多くあるのではないかと思います。
わたしはパートさんに、「税理士事務所の仕事は1年で1周するんですよ」と言っていますが、この本もそれを意識してか、4月から3月まで、その時期にやることが書かれています。
また、これを読むことで、「わたしの事務所のやり方と違う」と思う箇所があると思います。
そういったことをわたしに質問してくれれば、例えば、そこはわたしの事務所では簡単に処理しています、とか、これこれこういったために、こうした方法をしています、と説明することができます。
それにより、パートさんの理解も進むのではないかと思います。
ということで、わたしの事務所のように教育体制ができていない税理士事務所が、入社間もない人に読んでもらうのにいい本かと思います。
わたしの場合、この本に限らず、自分が全部教えている時間がないので、パートさんに本を読んでもらうことがあります。
小さな税理士事務所の所長さんであれば、社員に読んでもらうのも良いと思います。
社員側からすると、自分で本を買うのは負担になりますので、事務所に買ってもらって読んでみるといいでしょう。
パートさんは先週今週と一時保育が利用できないため、お休みしていますので、早速この本を郵送します。
時間のあるときに読んでもらえればいいなと思います。
税理士事務所に入社して間もない人で、この本に興味があるようでしたら、所長に「こういう本があるので事務所で購入してください」と言ってみるのも良いと思います。
きっと買ってくれる所長も多いと思います。
【編集後記】
最近あいみょんをよく聞いています。
短い時間ですが、娘にもあいみょんを聞かせています。
尾崎豊も聞かせたいけど、まだ早いよなぁ。