仲介を通した方がいい場合とそうでない場合

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インターネットの普及により、色々な情報を取得できるようになりました。

情報は取得するだけでなく、自分から発信することもできます。

そうなってくると、今までは仲介業者を通すことが当たり前だったことが、仲介を通さずに直接交渉ができる可能性が出てきます。

しかし、何でも直接交渉することが良いこととは思っていません。

仲介を通した方がいい場合とそうでない場合について書いてみます。

仲介を通すメリット

仲介を通す一番のメリットは、直接やり取りしなくていいということだと思います。

不動産会社を例に取ります。

土地を買いたい場合に、見ず知らずの人と、売買の交渉をすることは大変です。

相手は交渉に慣れていて、値引き交渉をしてくるかもしれません。

また、相手が良い人とも限りません。

最悪の場合、土地をだまし取られたり、二束三文で売り渡すことになってしまうかもしれません。

土地売買に絡んでトラブルに発展する可能性もあります。

売買の仲介を不動産会社に頼めば、手間も少なくなりますし、トラブルに巻き込まれる可能性も少なくなるでしょう。

インターネットが発達したと言っても、不動産売買のように、素人ではなかなか直接取引をすることが難しい場合は、仲介を通すメリットはあると思います。

他には、上場株式を買うときなども、相手を直接探して株を買うということは難しいです。

証券会社に仲介してもらって売買をするのが一般的でしょう。

ただ探してもらうあるいは紹介してもらうだけなら、仲介はいらない

不動産売買の場合、仲介をする不動産会社の役割には、土地を買ってくれる人を探すという役割もあります。

土地を売ろうと思っても、土地を買いたいという人を探すのは簡単ではありません。

この点でも、仲介をしてもらうメリットはありそうです。

しかし、この点については、現在では、インターネットの発達により、変化が生じていると思います。

自分で情報を発信することにより、土地を書いたいという人を探すこともできます。

ツイッターのフォロワーが多い人であれば、「どこどこの土地を売ります」とつぶやけば、買いたいという人が現れるかもしれません。

しかし、土地の場合は先ほども書いたように、相手が見つかったとしても、その相手に問題がある場合もあります。

その点がクリアできるのであれば、自分で探せるものは自分で探した方がいいことも多いです。

職業紹介会社を例に取ります。

税理士事務所で働きたいと思った時に、職業紹介会社を利用すれば、いくつかの税理士事務所を紹介してくれるでしょう。

しかし、先ほどの土地の場合と違って、税理士事務所で働きたいのであれば、自分でインターネットで探すこともそれほど難しくない時代になっています。

むしろ、インターネットの方が掘り出し物の求人を見つけられる可能性もあります。

税理士事務所からすると、お金を使って職業紹介会社に頼むのではなく自社サイトで募集をすれば採用できると考えることもあるでしょう。

また、先ほどと同じように、代表者や採用担当者がツイッターをやっていて、フォロワーが多ければ、ツイッターで募集をかけることもできます。

職業紹介会社を利用している税理士事務所は、大きい税理士事務所で予算がある事務所、あるいは、小さな税理士事務所で自分のところでは人を募集する手立てがない事務所などが考えられます。

自分が働きたい税理士事務所がその職業紹介会社を利用しているかどうかはわかりません。

例えば、千葉市付近の税理士事務所で働きたいと思っているのであれば、千葉市付近の税理士事務所のホームページを一つずつ見ていけばいいと思います。

その中で、良いと思った税理士事務所があれば、募集をしていないか確認します。

募集をしていれば、応募をすればいいですし、募集をしていなければ、自分から売り込んでみてもいいかもしれません。

何が言いたいかというと、ただ探してもらう、あるいは、ただ紹介してもらうのであれば、今の時代、自分で探すこともできるということです。

むしろ、自分で探した方がいいものが見つかるかもしれません。

税理士事務所の場合、所長がブログをやっていたり、ツイッターをやっていることもあります。

そう言った場合は、チャンスが広がります。

ツイッターをフォローしていれば、ツイッターで募集をかけるかもしれません。

あるいは、募集を見つけたら、応募したい旨を伝えることもできるでしょう。

まとめ

仲介を通した方がいいものと、仲介を通す必要がないものがあると思います。

自分が相手と直接交渉して取引をすることが難しいものであれば、仲介を通した方が上手くいくでしょう。

しかし、今は情報自体は自分で探すことができるものが多いです。

直接自分で交渉できるのであれば、仲介を通す必要はないと思います。

わたし自身も、直接やり取りできるのであれば、直接やり取りしたいタイプです。

幸い、今の時代は、相手やモノを探すことはインターネットを利用すれば解決することも多いです。

何かを探すときに、真っ先に仲介業者を頼るのではなく、まずは、自分で探してみるのもいいのではないでしょうか。

税理士事務所の事業承継においても、その仲介を行う業者がありますが、税理士事務所の事業承継についても、今後は仲介を通さない取引が増えてくるかもしれないと思っています。

そういう考えもあって、ホームページに、引退を考えている税理士の方向けのページを作ってみました。

すぐに反応があるとは思いませんが、今後はこういったスタイルがスタンダードになってくるかもしれないですね。

【編集後記】

アイキャッチ画像は、佐倉市にある麺処丹治さんの冷やし中華です。

丹治さんの冷やし中華は毎年食べています。

今年も食べることができて良かったです。

娘が昨日から熱を出しています。

ときおり39度にもなるので心配です。

今週は保育園をお休みしていますが、早く治って来週からは保育園に通えるようになればいいなと思います。


千葉市、四街道市、佐倉市を中心に地域密着を目指している「渡邉ともお税理士事務所」のホームページはこちら

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。