弊事務所は、2016年8月1日に開業しましたので、開業5周年を迎えることができました。
数日早いフライング記事になります。
5年というのは、単なる通過点なのですが、わたしの中では、5年続けることができたということで、大変嬉しく思っています。
ほぼゼロからのスタート
開業時は、ほぼゼロからのスタートでした。
ほぼというからには、ゼロではないのですが、まぁ、ゼロに近いところからのスタートだったことには変わりありません。
ですから、開業当初は、売上がほとんどなく、お金が出ていくばかりでした。
そんな中で入ってきたお金は、借入れによるお金です。
お金に色はないと言うように、売上で入ってくるお金も、借入れで入ってくるお金も同じお金です。
1円は同じ1円ですし、1万円も同じ1万円です。
創業融資を利用し、貯金を取り崩しつつ、1年、2年としのいでいきました。
開業して初めて法人の顧問契約を獲得したのは、開業してから半年以上も経ってからのことでした。
今思うと、よく耐えたなぁと思いますが、独立当初は、独立したという高揚感などもあり、そんなにきついとは感じていませんでした。
何とかなるだろう、という甘い考えもあったと思います。
色々ありましたが、そこから少しづつ、売上を増やしつつ、現在に至ります。
現在でも、大した売上でないことは言っておきます。
売上の推移
開業日から起算して1年ごとの売上の推移です。
金額は大きくないのですが、何とか増収をキープしています。
5年目の売上は、1年目の売上の6倍近くまで増えました。
金額が大きくなるに連れて増加率は当然落ちるのですが、金額で言うと、毎年同じくらいの金額のペースで売上を増やすことができました。
この増え方が、わたしにとって無理のない金額なのかもしれません。
利益(所得)ベースでみて、4年目で、ほぼ勤務時代と同じくらい、5年目は、勤務時代に比べて2割アップくらいでしょうか。
少なくとも、勤務時代の倍まではいきたいと思っているので、そこまで行くには、あと2~3年はかかりそうです。
開業当初の想定からすると、時間がかかってますが、不可能ではないかなと思います。
なんか嬉しい
税理士が開業して5年というのは、特段珍しいことでもなく、むしろまだ5年なの?という感じかもしれません。
でも、なんか嬉しいんです。
なぜ、嬉しいんだろうと考えてみたのですが、やはり、日々色々あるからだろうと思います。
開業してしばらくは、ほとんど売上がありませんでした。
そこから、少しずつ売上を増やしてきました。
自宅兼事務所でスタートして、事務所を借りました。
1人でスタートして、パートさんを1人採用しました。
こういった大きな変化だけではなく、日々色々なことが起こります。
お金にならないような問い合わせもありますし、最近では、ホームページから営業のメールがたくさん届いたりします。
営業のメールはいらないのですが。
こういった色々なことが起こる状況で、5年続けてこれたということが、自分なりに嬉しいんだろうと思います。
それが大したことないことだったとしても。
わたしには、2歳5か月と0歳9か月の2人の娘がいます。
わたしは、現在49歳ですから、75歳くらいまでは働こうと思っています。
そう考えると、開業5周年で嬉しがっていることに矛盾を感じるのですが、嬉しいものは嬉しいので仕方ありません。
開業1周年、3周年のときに比べると、断然5周年の方が嬉しいです。
5周年が近づくに連れて、じわじわと嬉しさがわいてきたのですが、それまでは5周年がこんなに嬉しいなんて思っていませんでした。
5周年がこんなに嬉しいのは、わたしだけかもしれませんが、それはそれで良いと思います。
1周年、3周年の時は、まだ数字的に、嬉しいと感じる余裕がなかったのかもしれません。
今後のこと
嬉しい嬉しいと書いていますが、5周年が通過点であることに変わりはありません。
当然ですが、今後も事務所経営を続けていきます。
自分の中の現在の関心事は、税理士募集です。
少し前から、ホームページで税理士を募集していますが、現時点で応募はまだありません。
そう簡単に応募は来ないと思っていましたが、予想通りの展開になっています。
今後も、このブログでも税理士募集に関することを書いていく予定です。
税理士募集と関係もするのですが、もう1つの関心事が、事務所の移転です。
今の事務所は、わたしとパートさんの2人には十分な広さです。
ここに税理士が1人入ったとしても、何とかなるでしょう。
ただし、税理士が入るということは、所内の作業をする人がもう1人入る可能性が高いです。
そうなると、今の事務所では狭いと考えています。
すでに、次の事務所をどうするか色々と検討しています。
税理士募集も難しいですけど、事務所の移転も簡単なことではありません。
この2つの問題は、10周年までの5年間においても、大きな問題ではないかと思います。
逆に言うと、税理士が1人入り、事務所の移転ができれば、10周年を迎えられる可能性が高くなると思います。
そのくらい大きなことと言えます。
そして、その先のこととなると、わたしにもわかりません。
税理士はもう1人くらい増えるかもしれません。
他にも、大きな変化があるかもしれません。
いずれにしても、10年20年と続けていくのであれば、変化があって当たり前です。
今後も、その時々の状況に応じて、変化をして事務所を存続させていきます。
【編集後記】
10周年、20周年の時はどう感じるのかなぁ、そもそも10周年、20周年を迎えることはできるのだろうか。
先のことを考えても仕方ない。
今が充実するように、その時、その時を生きていきます。