住宅ローンは繰り上げ返済のし過ぎに注意!

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住宅ローンの返済は計画的に

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住宅ローンの繰上返済効果

住宅ローンは繰上返済をしたほうがお得と思っている方は多いでしょう。実際、繰上返済をすれば、支払総額は減少します。
では、どのくらい減少するのでしょうか。借り入れ残高2,000万円、支払い残期間30年、金利は全期間固定で2%、手元預金残高500万円の人がいるとします。繰り上げ返済をしなければ、毎月の返済額は元利均等返済で、73,924円になり、支払い総額は26,612,602円になります。

一方、手元預金残高の500万円を繰り上げ返済して、残り1,500万円を元利均等返済で毎月73,924円ずつ返済していくと、支払い期間は20年8か月に短縮され、支払い総額は23,323,245円になります。

期間が、9年4か月短縮され、支払い総額は3,289,357円も減少します。

住宅ローンは低金利

やっぱり繰上返済した方がいいじゃん、と思う方がほとんどでしょう。
しかし、住宅ローンは他のローンに比べて低金利なことが多いのです。住宅ローンと同じ金利で他の融資を受けるのは難しいのです。

更に住宅ローン控除を受けている間は、支払った利息の半分くらいの税金が安くなります。

手元現金を全額繰り上げ返済に使ってしまって手元現金がない状態で、予定外の大きな支出が発生したら、高い金利で借り入れをするということにもなりかねません。手元にある程度の現金をおいておくことはとても大切なことなのです。

手元にお金がないと、精神的にもよくありません。精神的に豊かな暮らしを求めて家を購入したのに、手元現金がなくてゆとりがなくなるのでは何のために家を購入したのかわからなくなります。

それでも繰上返済したいという人は、手元現金500万円のうち、例えば200万円くらい繰り上げ返済すればいいのです。その後またお金が溜まったら、そのうちのいくらかを繰上返済すればいいと思います。

 

万が一の時は団体信用生命保険がおりる。

住宅ローンを借りている人は通常団体信用生命保険に加入しています。住宅ローンが残っているうちに万が一のことがあった場合には、保険金がおりて住宅ローンが全額弁済されます。

あまり万が一のことを考えすぎるのもよくないかもしれませんが、手元現金500万円を全額繰り上げ返済した直後に死亡してしまった場合、住宅ローンはなくなり、家は残りますが手元現金は0円です。

繰り上げ返済しない状態で死亡した場合は、住宅ローンがなくなり、家も残り、手元現金500万円も残ります。

死亡したときのことはともかく、住宅ローンの繰上返済は余裕資金で行うことをおすすめします。


 

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