このブログで仕事に関係のない本の紹介は始めてになります。
最近はビジネス書を読むことが多いのですが、以前は小説をよく読みました。今でも読みますが。
今までに小説だけでも1,000冊くらいは読んだと思います。
村上春樹さんの本は、学生の頃に「ノルウェイの森」を読み始めたのですが、わたしには合わなくて途中で読むのを止めてしまって以来、ずっと読んでいませんでした。
数年前に、この「1Q84」が気になり、20年振りくらいに村上春樹さんの本を読んでみようと思い手に取りました。
気になっていたとはいえ、内容は全く知らずに読み始めました。それが良かったのか、読み始めるとすぐに小説の世界観にはまってしまいました。
物語は、主人公の青豆と天吾の章が交互に進んでいきます。最初は、青豆って変な名前だなぁ、と思ったのですが、青豆のキャラクターはとても魅力的でした。
途中から、村上春樹さん独特の世界観に入っていきます。わたしは、その世界観を知らずに読んでいましたので、どんどんその世界観にはまっていきました。
タマルという登場人物も、いかにも小説に出てきそうなキャラクターで、現実的にはいないだろうと思うのですが、やっぱり魅力的です。
この「1Q84」で村上春樹さんにはまり、その後の数年間で、「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」「風の歌を聴け」「ねじまき鳥クロニクル」「海辺のカフカ」「国境の南、太陽の西」「羊をめぐる冒険」「1973年のピンボール」「ダンス・ダンス・ダンス」「スプートニクの恋人」「アフターダーク」と読みました。
この中では、「ねじまき鳥クロニクル」「海辺のカフカ」「羊をめぐる冒険」や「ダンス・ダンス・ダンス」などが特に面白かったのですが、一番好きなのはやっぱり「1Q84」です。
日本で一番といっていいほどの有名な作家なので、読んだことがある人が多いと思いますが、村上春樹さんを一度も読んだことがないという人には、ぜひ「1Q84」から読んでみるのをおすすめします。
ちなみに、「ノルウェイの森」は再度チャレンジしたのですが、またも途中で挫折してしまいました。よほど相性が悪いのでしょうか。
【編集後記】
広島が25年振りの優勝を決めました。おめでとうございます!
ホームで決めることはできませんでしたが、感動の瞬間をテレビの生中継で観ることができてよかったです。
広島が12球団で一番優勝から遠ざかっていたという印象はなかったです。私の世代の人にとっては意外に思うのではないでしょうか。
広島のいいところは、何といってもハードな練習で選手を育てるところでしょう。今レギュラーで出ている選手もほぼ生え抜きです。黒田投手や新井選手みたいにFAで一度出ていった選手も戻ってきて、また活躍するって凄いことですよね。
地域も盛り上がるし、こういう特徴があるチームが優勝すると観ているほうも気持ちがいいものです。このまま、日本一に向けて頑張って欲しいです。