税理士事務所を探そうとインターネットで検索してみると、税理士紹介会社の広告が目立ちます。
今の時代は、小規模な税理士事務所にとって税理士紹介会社は集客をする上での強力なライバルとなっているのです。
紹介会社や比較サイトは当たり前
インターネットが普及している現在では、何でもインターネットで調べたり、探したり、購入したりすることができます。
クリニックを探すのも、美容室を探すのも、家電を購入するのもインターネットで調べたり探したりする人は多いでしょう。
当たり前のように、紹介サイトや比較サイトなどを利用する人もいるはずです。
税理士事務所を探す場合も同じで、インターネットで探せば、個別の税理士事務所の他に、税理士紹介会社が多く出てきます。
税理士事務所が、クリニックや美容室、家電などと違うところは、口コミが少ないことでしょうか。
その少ない口コミも基本的にはいいことしか書いてありませんので、あまり参考にはならないでしょう。
税理士事務所の場合は、継続的な顧問契約をすることが多いです。現在契約しているお客様のコメントはいいことしか言っていなくて当たり前です。
価格の比較についても、商品の販売であれば簡単ですが、税理士事務所の価格についてはサービス内容が全く同じということはないので、比較も簡単ではありません(安く見せるところは多いですが)。
紹介会社経由ではなく自社サイトから集客する
インターネットで商品を販売するためには、楽天やアマゾンといったサイトを利用する方法があります。
楽天やアマゾンには、強力な集客力があります。しかし、その強力な集客力を利用すると、それなりの手数料を支払う必要があります。更には、楽天の中で、あるいはアマゾンの中でのライバルとの競争があります。
自社サイトを立ち上げて、自社のサイトで商品を販売することができれば、楽天やアマゾンに手数料を支払う必要がなくなります。
しかし、自社のサイトで集客をするのは大変なので、小規模な会社では自社サイトでの販売はなかなか難しいのが現実です。
税理士事務所も似たようなもので、紹介会社から紹介を受けると紹介料を支払います。この紹介料もそれなりの金額になります。
小規模の税理士事務所が自社のサイトから集客することは難しいですが、自社サイトから集客出来たほうが当然収益性があがります。
自社サイトからの集客が、収益性があがるというよりは、紹介会社を利用すると、収益性がかなり悪化すると言ったほうがいいでしょう。
小規模な税理士事務所では、サービスを売るのはもちろんですが、税理士という人(自分)を売ることが重要ですから、商品を売るよりは他と差別化しやすいと言えるでしょう。
小規模な税理士事務所でも、その点で差別化を図ることにより、インターネットからの集客は可能になると思っています。
まとめ
わたしのような小規模な税理士事務所がインターネットで集客するための方法について書いてみました。
税理士事務所を探す人は、最初から紹介会社を探すわけではないと思っています。だから、最初は個別の税理士事務所のホームページを見るのではないでしょうか。
そこで、これだと思う税理士事務所が見つからなければ、紹介会社を利用するのだと思います。最初から、とにかく安い税理士事務所を探す人は、いきなり紹介会社を利用するかもしれませんが、そこは追いかけないほうがいいでしょう。
最初に個別のホームページを見てもらう必要があり、更に、そこで強い印象を与えなければいけません。
まずは興味を持ってもらって、人(自分)を売ることができれば契約につながるでしょう。
わたしのブログやホームページもそういった集客力を獲得するために、日々改善していきます。
【編集後記】
千葉そごうで、北海道の物産展をしていました。写真は、菓子司新谷の「ふらの雪解けチーズケーキ」です。
上に生クリームがのっていて、口に入れるとまずは生クリームを感じ、そして後からチーズを感じます。濃厚なのにさっぱりしていて、美味しかったです。他にも北海道産のジャガイモを使ったコロッケなどを購入しました。