「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year2016」とは、投資家側が、その年の1番いいと思うファンド(投資信託)を決めようというものです。
詳しくは、下記の公式ホームページをご覧になってください。
「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2016」
タイトルにもある通り、「投信ブロガー」が選ぶ投資信託ということになります。
投票資格は、「投信ブロガー」であることです。ここでいう「投信ブロガー」とは、2016年9月30日までにブログを開始していて、投資信託のことをブログで書いている人ということです。どの程度ブログに書いていればいいかは、わかりません。
投信ブロガーに該当するかどうかは、運営委員会のかたが判断することになっています。
このブログは、投資信託については少ししか書いていませんが、少しは書いてあるので、投票することにしました。
わたしは、7年ほど前からインデックスファンドのつみたてによる資産形成を始めていて、確定拠出年金や、NISA、特定口座などを利用してつみたてています。
資産形成については、以下のような記事を書いています。
「つみたて投資のすすめ コツコツつみたてよう」
「ドルコスト平均法は有利でも不利でもないが、おすすめ」
「低コストのバランスファンドのつみたてならほったらかしでもいい」
「つみたて投資のメリット」
低コストのインデックスファンドをつみたてましょう。そして、税制上優遇されている個人型確定拠出年金(iDeCo)を利用しましょう。
ということをブログで言っていますし、自分でも実践しています。
投票は、自分が購入しているファンドで考え、ニッセイ外国株式インデックスファンドに3ポイント、セゾン資産形成の達人ファンドに2ポイントとしました。
ニッセイ外国株式インデックスファンドは、先日2回目の信託報酬の引き下げを発表したばかりです。元々低い信託報酬だったところを、そこから2度も引き下げているのです。
投資家から見たら、新規に投資信託を設定されるよりも、既存の投資信託の信託報酬を下げてもらったほうが嬉しいです。投資信託にとっても、そちらの方が資産総額を増やしていけるのではないでしょうか。
わたしは、基本的にはインデックスファンドをつみたてています。しかし、セゾン資産形成の達人はインデックスファンドではありません。
インデックスファンドではないけれども、世界中の株式に分散されていること、セゾン投信の中野社長に共感できることなどの理由でつみたてています。セゾン投信は、楽天証券の個人型確定拠出年金でも購入できるようになったこともポイントです。
実は、わたしは以前にも投信ブログを少しだけ書いていたことがあります。その時にも「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」に一度投票しました。
当時は、SMTインデックスシリーズが2度目(だったと思いますが)の信託報酬の引き下げを行った年で、「SMTグローバル株式インデックス・オープン」に投票した記憶があります。
当時も今も、選考基準は変わっていないですね。
そのSMTインデックスシリーズも、最近のインデックスファンドの低コスト化で、今では、目立たない存在となってしまいました。投資家にとっては、いい環境になったのですが、少しの寂しさも感じます。
確定拠出年金も来年からほぼすべての人が加入できるようになり、認知度が高くなっています。投資信託は今後も、長期の資産形成において重要な役割を担うことでしょう。
そのためにも、多くの人が投資信託のつみたてによる資産形成に興味を持つことはいいことだと思います。
この「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」も今年で10回目ということですが、今後も20年30年と続いていくといいなぁと思います。その頃には、投資信託で資産形成をしておいて良かったと思う人が多くいることを期待します。