今日は、税金や会計に関する本でもなく、ビジネスや資産形成に関する本でもない、小川糸さんの小説「ツバキ文具店」についてです。
小川糸さんのことは、この本を読むまで知りませんでした。
先日、東京駅で時間があいたので、駅の中の本屋さんで時間を潰していたら、この本が目に止まりました。
タイトルや表紙の感じにそそられて手に取って見てみると、鎌倉を舞台にした本だということがわかりました。
目次を1ページめくると、鎌倉の簡単な案内図が書いてあり、この物語で登場するお寺やお店などが載っています。
わたしは、京都や鎌倉が好きで、京都や鎌倉を舞台にしているというだけで、興味を惹かれてしまいます。
タイトルや表紙からは、何となくほっこりしたような感じも伝わってきます。
結局、この本屋では買わなかったのですが、やっぱり読みたくなって、数日後にamazonで購入しました。
小説は前知識なしで読んだほうが、新鮮な気持ちで読めるので、好きです。
「この本は泣ける」とか、「ラスト○○ページで驚愕の結末」とか書かれてしまうと、読む気がなくなってしまいます。
この本も、どんな内容かわからずに読んで正解でした。
だから、感想を書くといっても、内容がわかるようなことは書きたくありません。
ビジネス書などは、さっと読むことが多いのですが、小説は、時間をかけて読むことが多いです。
物語が終わってしまうのがもったいないような気がするからです。
少し時間をかけて、物語に入り込めると、この本は面白かったということになります。
この本は、2日で読み終えました。時間にすると、4時間くらいでしょうか。
わたしにしては、速く読んだ方です。
それでも、しっかりと物語に入ることができました。
続編があったら、読みたいなとも思える本でした。
安心して読める小説だと思います。もちろん、いい意味での安心です。
小川糸さんの他の本も読みたくなりました。
この本に何か惹かれるものがあれば、読んでみることをおすすめします。
【編集後記】
修理に出していた営業車が、戻ってきました。
代車の方が大きい車だったので、この2週間狭い道や駐車に気を使っていたのですが、これで安心して運転できます。