ネットの情報は、書かれた意図も読み取ろう

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先日、ある会社の求人サイトを見る機会がありました。

それほど大きな会社ではないのだと思いますが、凄く力の入った求人サイトでした。

知らない人がこういったサイトを見ると、一見いい会社なのかなと思うことでしょう。

わたしは、その会社のことを知らないので、いい会社なのか悪い会社なのかは判断できません。

しかし、書いてあることの意図を読み取ろうとします。

ネットの情報は、鵜呑みにするのではなく、自分なりに理解する必要があります。

また、求人サイトは「人を採用したい」、宣伝サイトは「物やサービスを売りたい」という気持ちで作られるので、いいことばかりが書かれていることを忘れてはいけません。

そこで、今回は、わたしなりにその求人サイトを見て感じたことを書いてみます。

ネットの情報の見方についての参考になればいいなと思います。

ボリュームがあり過ぎて、全部を読むのが大変

ホームページには色々な情報が書いてありました。

色々なことが書いてあり過ぎて、必要な情報が探しにくかったりします。

従業員の平均年齢、男女割合などが書いてあると、どんな職場なのかイメージが付きやすいと思います。

しかし、ボリュームがあり過ぎて、これらの情報を探すのに手間取りました。(わたしの探し方が悪いのかもしれませんが)

意図的に探しにくくしているのか、単にボリュームが多いから探しにくいのかはわかりませんが、知りたい情報が探しづらいのは、ストレスを感じます。

また、数字の見せ方も裏を読んだ方がいいでしょう。

なぜ、この数字になっているのか。

平均給与や年齢層、勤続年数を見るにしても、どうしてこのような構成になっているのかを考えると、違うものが見えてくるかもしれません。

ボリュームが多いことは、情報量が多くいいことのように思いがちですが、必要な情報が探しづらくなるということもあり得ます。

本当に伝えたいことが伝わらないということにもなりかねません。

従業員数が書いていない

従業員数は書いてありません。(わたしが探せなかっただけかもしれません)

しかし、スタッフ紹介で十数人の方が紹介されているので、参考にはなるでしょう。

従業員数は、会社の規模間感を知るために必要な情報だと思うのですが、どうでしょうか。

力を入れた求人サイトを作って、常に人を募集しているのだとしたら、常に人を採用したいということなので、何故そんなに人を採用する必要があるのかを考えてしまいます。

もちろん、大きな会社であったり、急成長中の会社であれば、常に人を採用していても不思議ではありませんので、会社の事情を判断する必要があるでしょう。

書いてあることに矛盾がないか

ボリュームが多いので、色々な情報が書いてあります。

その中で、矛盾しているようなことが書いてあると要注意です。

あるページではAと書いてあるのに、他のページではBと書いてある。

サイト全体で、言っていることに矛盾がないかは確認したほうがいいでしょう。

見た目が派手なサイトだと、うけ狙いで書いてあるのか本気で書いてあるのかの判断が難しいところもあります。

わからないことは、問い合わせをして確認してみてもいいでしょう。

まとめ

社会の事情に詳しくないと、ネットの情報をそのまま受け取ってしまうことがあります。

役所などの情報はそのまま受け取ってもいいのでしょうが、一般企業の情報は、少し考えなくてはいけません。

企業は利益を追求しています。

利益を追求するためには、宣伝をします。

求人広告も一種の宣伝と言っていいでしょう。

与えられた情報をそのまま受け取るのは危険です。

なぜ、そう書いてあるのか、なぜ、書いていないことがあるのか。

その情報の裏まで読み取ったほうがいいこともあるでしょう。

情報があふれている時代だからこそ、情報を自分なりに判断する力を身につけましょう。

【編集後記】

今回は、書いていて少し問題があるかもしれないなと思いました。

もちろん、会社を特定するようなことは書いてないですし、批判をしているつもりもありません。

読み方によっては、批判記事にも読めてしまうかもしれませんが、情報の見方について、参考になればいいなと思って書いた記事ですので、その辺りの事情を考慮して読んでいただければと思っております。


 

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。