自分のスタイルは、必要に応じて変化させればいい

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わたしの好きな言葉に、「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である。」というダーウィンの言葉があります。

この言葉は、ブログの開設当初から、プロフィール欄にも好きな言葉として載せています。

仕事のスタイルも、最初からこうだと決めるだけではなく、状況に応じて変化させればいいと思っています。

形式ではなく本質が大事

独立や起業をするときに、どういうスタイルでいこうか決めると思います。

・売上をガンガン増やしていこう
・人を増やしていこう
・利益にこだわっていこう
・店舗数を増やしていこう
・人を雇わないようにしよう
・事務所を借りないようにしよう

仕事のスタイルは、人それぞれです。

こういったスタイルを最初に考えるのもいいのですが、仕事のスタイルは、状況に応じて変化させていくべきものです。

当初は、売上にこだわってスタートしたとしても、1年2年とやってみるうちに、自分には売上にこだわらないスタイルの方が合っていると思うこともあります。

人を雇わずに一人でやっていく、事務所も借りないスタイルでいこうと思ってスタートしたとしても、自分のやりたい仕事をやりたいように効率よくやるには、人を雇った方がいいし、事務所も借りた方がいいと思うこともあるでしょう。

売上や従業員数、事務所の有無などは形式的なものですから、形式にこだわる必要はありません。

なぜ、売上にこだわるのか、なぜ、人の数にこだわるのか、なぜ、事務所にこだわるかの、本質的な意味が大切です。

中身を確認する

売上や従業員の数にこだわるとしたら、数字だけにこだわっても意味はありません。

なぜ、多額の売上や多くの従業員が必要なのか?

自分が扱う商品を販売するには、市場で一定のシェアを取らなければいけないとか、一定以上の売上が上がれば、そこから先は安定して売上が伸びるとか、一定数以上の売上を上げることで、生産コストが極端に下がるとか、売上にこだわる理由は色々あります。

ただ単に、売上という数字にこだわるのではなく、売上の中身にこだわらなくてはいけません。

一人で、事務所を借りないというスタイルであるならば、なぜ、一人なのか、なぜ、事務所を借りないのか。

一人の方が効率がいいとか、自宅の方が仕事がしやすいとか、事務所を借りるメリットがないとかいった中身が大事です。

本質や中身は変わることもある

当然、本質や中身が変わることはあります。

売上にこだわるスタイルだったが、取り扱う商品が変わったり、時代が変わったりしたせいで、売上にこだわる理由がなくなった。

人を雇わないスタイルだったが、自分が苦手な部分は、人を雇った方が効率がいいことが分かったということもあります。

状況は常に変化をしますから、状況に応じてスタイルを変化させればいいのです。

そのときに、自分のスタイルの本質をわかっていないと判断を誤ることになります。

状況が変わっているのに、今までのスタイルにこだわってしまって、売上を逃したり、業績を悪化させてしまうこともあるでしょう。

最近では、働き方改革という言葉をよく聞くようになっています。

しかし、会社の上層部の人の中には、未だに残業が美徳という考えや、長く働いた方が成果が上がるという考え方の人は多くいることでしょう。

こういった考えをしている人が会社の上層部にいる以上、働き方改革は上手くいかないのではないでしょうか。

形式的に残業を減らすとかの対策を取ったとしても、本質が変わらなければ、改革は上手くいかないと思います。

まとめ

自分のスタイルは、形式ではなく、本質や中身を重視しましょう。

そして、自分のスタイルは、状況や時代の変化に応じて変化させていきましょう。

自分のスタイルを、その本質や中身を理解することによって対応させていけば、世の中の変化にも負けずに、生き残っていくことができるはずです。

【編集後記】

今日は移動中に、八街市の「風味絶佳 麺屋まるきた商店」さんで、限定のエビの入った冷やしまぜそばを食べました。

メニューの正式な名称は忘れてしまいました(^^;

今年は、ラーメン屋さんで、冷やし中華を中心に冷たい麺を食べています。

夏に冷たい麺は、さっぱりとしていていいですね。


 

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。