お客様の気持ちと税金、大切なのはどっち?

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税理士の仕事をいていると、基本的には、トータルで税金が少なることを考えます。

実際は、税金だけではなく、社会保険料やその他の支出も含めて考えます。

要は、お金が一番残る方法を優先するのです。

しかし、税金を減らすことよりも重要なのは、お客様の希望や気持ちを考えることです。

必ずしも節税が一番とは限らない

税理士である以上、お客様が負担する税金が最低になるように考えます。

しかし、税金が安くなることよりも大切なものがある場合もあります。

例えば、夫婦二人で会社を営んでいるとします。

通常、税理士は、会社の税金と夫婦二人の合計の税金を合わせたトータルの税金が安くなるように考えます。

所得によっては、夫婦二人の役員報酬を分散した方が税率がおさえられて節税になるケースもあれば、妻の役員報酬をおさえて夫の扶養にした方が節税になるケースもあるでしょう。

このケースでは、夫婦二人の希望もしっかりと聞かなくてはいけません。

夫は、夫婦二人の税金が最も安くなる方法を望んでいるかもませんが、妻は、自分の働きに応じた分の役員報酬をもらいたいと思っているかもしれません。

将来のことは、わかりませんが、夫婦関係もある程度は把握しておいた方がいいでしょう。

もし、離婚するようなことがある場合は、話がこじれることも考えられます。

夫婦二人の貢献度が同程度なのに、「税金をおさえるために、妻の役員報酬を低くして扶養にしましょう」という提案は安易にするべきではないでしょう。

妻は、自分の働きと役員報酬が釣り合っていないと不満に思うでしょうし、その不満が原因で離婚なんてことになったら、目も当てられません。

税理士は、税金のことだけ考えていればいいわけではないのです。

税金のことを考えつつ、お客様に納得して頂けるようにします。

税金を安くすることだけが税理士の使命だと思って、不自然な形での節税を提案することには注意が必要です。

実態と合わない節税はどこかで矛盾が生じる可能性がある

先ほどの夫婦の役員報酬の場合もそうですが、実態と合っていない形を取る節税は、どこかで矛盾が生じる可能性があります。

実際は、20万円分の貢献をしているのに、8万円の役員報酬しかもらっていない場合、そのことに十分に納得をしていなければ、心の中に不満が貯まっていくことになりかねません。

税理士が、夫としか話をしていない場合は、妻の気持ちがわからない場合もありますので、その点を夫から探る必要もあるかもしれません。

ちなみに、全く働いていないのに8万円の役員報酬を支払うことも、税務上問題がありますので注意が必要です。

実態と合わない節税と似たようなものに、それ程必要でないものを買うということもあります。

これも、節税分以上のお金が出ていってしまいますし、無駄遣いにもなりかねませんのでおすすめ出来ません。

まとめ

先日観た映画「三度目の殺人」の主人公は、勝利にこだわる弁護士でした。

これを税理士に当てはめると、節税にこだわる税理士と言えるかもしれません。

しかし、節税にこだわるあまり、お客様の気持ちを無視した節税を行うことがいいことなのかどうかは慎重な判断が必要です。

お客様の気持ちを無視した過度の節税は、税理士の自己満足になってしまう可能性もあります。

お客様に十分な節税をして、お客様が納得したうえで、節税対策を講じる必要があるでしょう。

安易に、「税金が安くなるからいいでしょ」という訳にはいきません。

お客様の気持ちを大切にしつつ、税金を減らすことを考える必要があるのです。

今回は、税理士の視点として書いてみましたが、お客様の視点で見ると、自分の気持ちを大切にしてくれる税理士に依頼をすることをおすすめします。

【編集後記】

横浜DeNAベイスターズの高卒ルーキー、細川選手がデビューから2試合連続ホームランを打ちました。

ベイスターズが羨ましい!!

千葉ロッテにも、ホームランが打てる日本人選手が欲しいです。

今年のドラフトに期待しましょう。

アイキャッチ画像は、佐倉市にある「麺屋ぱんどら」さんの、豚ばらつけ麺(味噌)です。

ぱんどらさんのつけ麺のつけ汁は、トン汁風になっていて、大根や人参、ゴボウ、コンニャクなどが入っています。

野菜たっぷりで、他では食べることができないので、好きです。

他では食べることができないうえに、美味しいです。ちゃーしゅー丼も美味しいのでおすすめです。


 

千葉市、四街道市、佐倉市を中心に地域密着を目指している「渡邉ともお税理士事務所」のホームページはこちら

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渡邉 朝生
1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。

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