AIと税理士に関する記事は、もう飽きました

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昨日発売の週刊エコノミストの特集は、「AIに負けない!凄い税理士 会計士」でした。

AIに絡めて税理士の仕事がなくなるとか、どうなるとかいう記事はもう飽きましたね。

と言いつつも、買ってみたので記事にします。

AIと税理士については1年以上前にも、松尾豊さんの本を読んで、こんな記事を書いていました。

AI(人工知能)が発達しても、税理士という仕事は残る

2016.08.22

税理士を目指す人が減っている

AIの発達で税理士の仕事がなくなるとあおり過ぎた訳ではないと思いますが、税理士を目指す人は減少しています。

税理士試験の受験者数を見ても明らかです。

1年半前には、こんな記事も書いています。

税理士試験の受験者数は減少し、独立をめざす人も減少している?

2016.05.30

当時の記事では、AIについては触れておらず、合格まで時間がかかる割には合格後のメリットが少なく、割に合わないといった理由をあげています。

そんな中で、再三AIの普及で税理士の仕事がなくなると言われれば、税理士を目指す人はますます減少することでしょう。

雑誌の記事の中で、freeeの社長が、300人規模なら経理は0.8人でいいと言っています。

現に、freeeでは、経理の人は1人で、しかもその1人も約20%は他の業務をしていると書いています。

これを聞くと、色々と文句を言いたい人も多くいるでしょう。

「経理の仕事ってどこまでのことを言っているのか?」ということです。

ひと口に経理と言っても、会社によって行う業務は様々でしょう。

それを、経理は300人の会社で1人でいいと簡単に言われては、快く思わない人がいて当然です。

しかし、経理の人がだぶついている会社が多いことも事実だと思います。

ITを使ったり、効率化をすることで経理の業務を減らすことができます。

二度手間、三度手間をなくし、無駄なことを省くだけで経理の人数を減らすこともできるでしょう。

これは、AIがどうこうの問題でもありません。

記事では、マネーフォワードは、「MFクラウド会計」の入力作業がほぼ100%自動になるメドをつけたとも書いてあります。

これも実際にMFクラウド会計を使っている人からすれば、「???」と思うのではないでしょうか。

もちろん、自動で取り込まれる取引も多くありますが、「入力作業がほぼ100%自動になるメド」には、疑問を感じざるを得ません。

恐らく、ここでいう「入力」は「仕訳の入力」を意味してはいないのでしょう。

仕訳の入力が100%自動になったら、それは凄いことだと思いますが。

税理士が足りない

こういう状況ですから当然なのかもしれませんが、税理士が足りないという記事が出てきます。

「あれっ!」

AIの普及で税理士の仕事はなくなると言われているのに、税理士が足りないってどういうこと?

当然、このような疑問がわきます。

しかし、現実にこの業界では人手不足に陥っています。

わたしの以前のブログ記事でも書いたように、税理士の魅力が落ちているのは今に始まったことではなく10年も前から始まっていたことです。

そこにAIが追い打ちをかけているのですから、人が足りなくなるのでしょう。

今はそうかもしれませんが、今後本当にAIの普及で人手がいらなくなるのであれば、今採用された人も、数年後には必要ないということにもなりかねません。

税理士業界は人手不足なんだということだけで、税理士を目指すのはおすすめしません。

ただし、私自身は、以前のブログ記事でも書いていますが、税理士の仕事がすぐになくなるとは思っていません。

20年後の話は分かりませんが、10年でなくなるということはないと思っています。

段々と減っていくことにはなると思いますが。

わたし自身は、MFクラウドをメインに使っている

AIに否定的なことを書いているように思われるかもしれませんが、わたし自身は現在MFクラウドをメインに使っています。

わたし自身の経理もMFクラウドを使用しています。

クラウド会計は、現在進行形で便利になっているソフトです。

しかし、進歩はしているもののまだまだという側面もあります。

例えば、MFクラウドで言えば、昨夜も繋がりにくいという状況が発生していたようです。

MFクラウドにしても、freeeにしても、たまにこういった情報がツィッターやフェイスブックで流れてきます。

こういった点も踏まえて、AIで税理士の仕事がなくなるとか、入力作業が100%自動になるということについてはまだまだ違和感を覚えるのです。

わたしはクラウド会計を使っていないで、言っている訳ではありません。

逆に、もっと便利になるように期待をしています。

まとめ

正直、今回のエコノミストの記事は、ブログ記事にするか迷いました。

エコノミストを読んでみて、失礼な言い方をすると、大して面白いことは書いていなかったからです。

それでも、ネタにはなるかなと思って記事にしてみました。

税理士の仕事がすぐにはなくならないと思っていますが、単純な入力作業などはどんどんなくなっていくことは確かです。

AIの普及におびえるのではなく、AIを使いこないして更なる上のランクで仕事ができるようになることが必要でしょう。

【編集後記】

事務所の移転準備などで、土日も仕事をしていたりしたので、12月7日、8日はお休みを頂くことにしました。

スケジュールの調整をして休みを取れるのは独立した人のメリットとも思うのですが、勤務していても有給休暇を取ればいいだけですね。

有給休暇を「有給」にするか「有休」にするか、迷ったんですけど、「有給は給料をもらえる休み」、「有休は給料をもらえない休み」と思ってしまう人もいるということを聞いて、「有給休暇」と書いてみました。


 

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渡邉 朝生
1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。

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