ひとり社長や個人事業主は家族にどこまで仕事や融資のことを話したらいいのか

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ほとんどすべての人にとって、家族は大切な存在です。

ひとり社長や個人事業主も例外ではありません。

大切な家族ですから、仕事のことを家族にも話した方がいいと思う人もいるでしょう。

中には、仕事の相談に乗って欲しいと考えることもあるでしょう。

では、ひとり社長や個人事業主は、仕事やお金のことをどこまで家族に話すのがいいのでしょうか。

今回は、家族の中でも配偶者に限定し、かつ、配偶者に仕事を手伝ってもらっていないことを前提とします。

配偶者に経理をお願いしている人は多いと思いますが、その場合は自然と配偶者は仕事やお金のことをわかってしまいますので。

そして、夫が事業をしているということにします(妻が事業をしているのでもいいのですが、どちらかに決めた方が文章を書きやすいので)。

売上や利益のこと

まずは、売上や利益についてです。

個人的な考えを言うと、売上や利益はおおまかな数字でもいいので、伝えた方がいいと思います。

妻の立場で言うと、自分の夫が、事業で売上がいくらあって利益がどのくらいあるかを知らないというのは不安だと思います。

仮に、妻が専業主婦で毎月生活費を妻に50万円渡して生活していたとします。

夫は、月に50万円渡せば不自由なく生活できるからいいだろうと思うかもしれません。

しかし、夫は月に200万円の利益を得ていて、50万円しか渡していないかもしれません。

これでは、信頼関係を築くのは難しいのではないでしょうか。

大体月に70万円くらい利益があるから、そのうち50万円を生活費として渡すね、ということであれば、妻も納得できるのではないでしょうか。

この場合、妻は、「夫は20万円を自分のお金にしているのだから、私も30万円で生活して20万円は自分のために貯金をしておこう」と思うこともできます。

恐らくですけど、妻が専業主婦の方が、夫は妻に売上や利益を知らせているのではないかと思います。

妻が働いている場合は、例えば、夫と妻がそれぞれ月に20万円ずつ出し合って生活をする。

それ以外の分はそれぞれ自分の好きにするという家庭も多いでしょう。

もちろん、妻の働き具合によって、金額は変わりますし、夫が全て生活費を出して、妻は、自分の働いた分は全て自分のものにするということも考えられます。

色々なケースがありますが、結論としては、売上や利益のおおまかな金額は妻に伝えた方がいいでしょう。

一人社長の場合は、会社から役員報酬という形でお金をもらいます。

しかし、役員報酬の額だけ妻に伝えたのでは、情報は足りません。

売上や利益も伝えた方がいいことに変わりはありません。

融資のこと

売上や利益とは別に、融資という問題があります。

事業をするうえで、融資を受けている場合、利益が出ているからといって、その利益がまるまる自由に使える訳ではありません。

月に50万円の利益が出ていても、毎月の元本返済が10万円あるならば、使えるお金は40万円になってしまいます。

売上や利益以上にお金のことはシビアである場合もあります。

融資の場合、妻に融資を受けていることを言うかどうかという問題があります。

売上や利益はおおまかにでも、妻に話した方がいいと言いましたが、融資についてはそうとも限らないと思っています。

夫が、事業をするうえで必要な融資を適正に受けるのであれば、妻に全て言わなくてもいいと思います。

もちろん、きちんと返済をすることが前提ですし、万が一自分が病気や事故で亡くなってしまったときのためのことも考えておかなくてはいけません。

具体的には、生命保険に加入するなどして、万が一のときには、保険金で借入金を全額返済できるようにしておく必要があります。

そうしたことをしておけば、特に妻に言わなくてもいいのかなと思います。

一般的に自分で事業をしていない人は、借入金に対する拒否反応が強いです。

ですから、事業上の正当な借入金についても正しく理解されない可能性があります。

単純に「借入=悪」と考える人も一定程度以上いると思います。

事業の上で必要な融資で、後ろめたいことは何もないのに、「借入=悪」と思っている妻に説明をするのは一苦労です。

そうであるならば、融資について全て妻に説明しなくてもいいのではないかと思うのです。

実際に、今までの経験上、社長や個人事業主が妻に融資をいくら受けているかを説明していない方は多くいます。

もちろん、事業が上手くいっていない場合は、きちんと説明した方がいいケースが多いでしょう。

まとめ

ひとり社長や個人事業主は、妻に売上や利益、お金のことについてどこまで話をするのがいいのか、について書いてみました。

サラリーマンの場合、会社のことは妻にほとんど言わないという人も多いのではないでしょうか。

わたしも勤務時代、職場の不満は言いませんでした。だから、辞めて独立をすると伝えたときはびっくりしたと思いますが。

しかし、独立をすると話は少し変わってきます。

自分で事業をしていない人の場合、一人社長や個人事業主の気持ちはあまり理解してもらえない可能性があります。

ですから、売上や利益についてはある程度伝えた方が安心してもらえると思います。

しかし、融資については、借入金のイメージが良くないこともあり、理解してもらうのは難しいです。

しっかり返済できること、万が一のことがあった場合は生命保険などで返済できることを条件に、借入については全てを説明しなくてもいいのかなと思います。

最後に、仕事上の秘密の場合、家族にすら言ってはいけないことがありますので、その点にも注意しましょう。

【編集後記】

イニエスタのヴィッセル神戸への移籍が決まりました。

15年ほど前、海外サッカーをよく見ていた時期がありました。オランダでの小野伸二を見たくてスカパーの海外サッカーチャンネルを契約していたのです。

小野伸二以外では、リーガエスパニョーラを中心に見ていました。その中でもバルセロナの試合をよく見ました。当時のバルセロナはあまり強くなかった印象です。

倉敷さんというフリーアナウンサーの実況が好きでした。

そして、その頃雑誌で若手の注目選手として「イニエスタ」の名前を見たのを覚えています。トップチームにデビュー前だったと思うのですが、記憶は曖昧です。

その後、イニエスタ選手が活躍すると、あのときの選手だよなと思い出していたのです。

そのイニエスタが日本に来ます。

とりあえず、楽しみですね。


 

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。