税金の計算において、知らないと損をしてしまうことはよくあります。
できれば、知らないで損をすることはなくしたいものです。
自分で調べる
知らないで損をすることをなくすために、まずは自分で調べることです。
税金のことなら、税務署に聞くこともできますし、インターネットで調べることもできます。
一通りの知識を身につけたいのなら、本を一冊読んでみるのもおすすめです。
本には一通りのことが書いてあるので、一冊読むと役にたちます。
本当にただ知っているかどうかで税額が変わってくることもありますので、自分で調べることは大切です。
例えば、個人事業を始めたら「所得税の青色申告の承認申請書」というものを税務署に提出します。
これを提出することを知っているかどうかで、控除額が最大で65万円も変わってしまいます。
税率が20%だとすると、13万円も税額が変わります。
個人事業を開始したら、「所得税の青色申告の承認申請書」を提出することは、税務署に聞いてもわかりますし、インターネットでちょっと調べればわかることです。
簡単に自分で調べられることも多くありますので、まずは自分で調べてみましょう。
周りの人に聞く
周りの人に話を聞くのもいいでしょう。
特に、その経験をしている人が周りにいるのであれば、聞いてみましょう。
個人事業を始めるのであれば、周りの個人事業をしている人に聞いてみればいいのです。
ただし、周りの人は専門家ではありませんから、あくまでも参考程度に聞くようにしましょう。
周りの人の意見が必ず正しい訳ではないですし、専門的なことに関しては間違っていることの方が多いかもしれません。
それでも、自分が知っている先輩の生の声を聞けるのはいいことだと思います。
専門家に聞く
自分で調べただけでは不安だとか、周りに聞く人がいないという場合は、専門家に聞いてみましょう。
もし、確定申告自体は自分でやるつもりでも、一度専門家に聞いてみる価値はあります。
この時に、確定申告は自分でやろうと思っているのであれば、無料相談ではなく有料相談をおすすめします。
無料相談は、なぜ無料かと言うと、その後に税務顧問契約を考えているから無料なのです。
無料相談では、単発の相談を想定していないと思います。
ですから、最初から単発の相談をしたいと思ったら、単発の相談を有料でやっている専門家に聞いてみましょう。
すでに、何年も自分で確定申告をしているという人でも、一度も専門家に聞いたことがない人は、一度専門家にみてもらうのも良いことです。
すでに、自分が知らなかったことにより、損をしているかもしれないからです。
ご自身で確定申告をしていた人の申告書を見ると、大抵の場合は、何らかの間違いがあったり、もう少し税金を減らすことができたりします。
中には、結構な額の税金を減らすことができる場合もあります。
まとめ
税金について、知らないで損をしないためには、自分で調べる、周りの人に聞く、専門家に聞くという3つの方法があります。
売上や利益の額が大きい人はいきなり専門家に聞くというのもいいのですが、そうでもない人は、まずは自分で調べてみるのがいいでしょう。
それでも不安であれば、専門家に聞くといいです。
自分でわかったという場合でも、勘違いや間違って覚えていることもありますので、例えば、3年に一度くらいは、専門家に単発の相談をしてみるというのもいいでしょう。
また、何かあったときではなく、何かがある前に専門家に聞くことがポイントです。
事前に取れる対策はあっても、事後ではとれない対策も多いからです。
税金については、知らないで損をすることがありますので、知らないで損をすることをなくすようにしましょう。
【編集後記】
今日は千葉神社へお参りに行ってきました。
急に、涼しいを通り越して寒いくらいの気温になっています。
体調を崩さないように気をつけないといけないですね。