わたしは自分の会計データを翌月1日か2日には終わらせています。
翌月初めどころか、月末に終わらせてしまうこともあります。
ですから、所得税の確定申告(還付申告)は1月4日にすることができます。
昨年分の確定申告も1月4日にしました。
会計データの作成は早い方がいい
会計データの作成は遅くていいことはないので、早い方がいいです。
基本は、正確に早くではなく、早く正確に、です。
毎月の会計データを100%の精度で作成する必要はありません。
状況などによって違いますが、わたしの場合でいうと、90%の精度でいいと思っています。
わたし自身の会計データはマネーフォワードクラウドで作成しているので、例に取ると、クレジットカードで購入したものは、明細として取り込まれるまでに時間がかかることがあります。
わたしが利用しているガソリンスタンドは、明細が取り込まれるまで2週間以上かかります。
また、携帯電話料金もクレジットカードの明細を自動取得することにより、データ入力しています。
携帯電話料金がクレジットカードの明細として取得できるのも翌月の半ばくらいにはなってしまいます。
これらのものを月初の時点で把握しようとすることもできますが、毎月の会計データにそこまでは求めていません。
その時点で取得できていない明細は無視して会計データを作成しています。
だいたい、あとどのくらいの経費が入るということがわかっていますので、毎月の会計データを見る際は、その点を考慮してみるようにしています。
毎月発生するような経費であれば、これで良いのですが、たまにしか発生しなくて数字が大きいものについては、注意が必要です。
精度が70%の会計データではあまり意味がなくなってしまいます。
早さを求めつつ、精度もそれなりのものにしなくてはいけません。
確定申告のときは精度をあげる
毎月の会計データは90%の精度でも良いのですが、確定申告のときはそうはいきません。
精度を上げる必要があります。
例えば、先ほどの携帯電話料金だったら、携帯電話会社のホームページで今月の料金を確認したり、ガソリン代であれば、クレジットカードの利用明細(カード使用時にもらうレシートのようなもの)などを確認することで、入力をすることができます。
毎月会計データを90%の精度で入力をしていれば、確定申告のときにそれほど手を加えなくてもデータが完成します。
確定申告のときも90%の精度でいいということではないことは知っておきましょう。
1月4日に還付申告をするメリット、デメリット
こんな記事を書いていますが、1月4日に還付申告をするメリットは多くはありません。
・還付金が早く戻ってくる
・早くに確定申告を終わらせてスッキリできる
・ブログのネタになる
メリットは、上記の3点くらいでしょうか。
わたしの場合は、これらのメリットが大きいので、今後も還付申告である限り、1月4日に申告を続けようと思っています。
還付金の額もそれなりになりますし、自分の申告を早く終わらせてお客様の申告に取り組めますし、こうしてブログのネタにもなります(笑)
しかし、一般の人にとってのメリットはそう多くはありません。
むしろ、精度の低い確定申告をしてしまう可能性があるというデメリットの方が大きいでしょう。
さらに、会計ソフトなどのバージョンアップが間に合わないという問題もあります。
会計ソフトの申告書作成は1月下旬に対応することが多いようです。
ですから、多くの人は1月下旬に、会計ソフトなどが対応してから、還付申告をするくらいの気持ちでいるといいと思います。
それで1月中に還付申告ができれば早い方ではないでしょうか。
まとめ
普段から翌月1日にはだいたい会計データを作成しています。
昨年分も1月4日に確定申告をしましたが、今年の分も来年1月4日に確定申告をする予定です。
事務所は、12月29日から1月6日まで9連休の予定ですが、4日だけは事務所に出て、自分の確定申告を終わらせようと思います。
そうすれば、自分の申告を気にせずにお客様の確定申告業務を行うことができます。
一般の人にはあまりおすすめできないのが、1月4日の確定申告です。
ただし、早く申告することは悪いことではないので、還付申告であるならば、1月下旬から2月初めには申告ができるくらいには準備をしておきましょう。
【編集後記】
年末年始の休み中に、自分の確定申告の他に、ホームページやブログをメンテナンスしたいなと思っています。
最近は記事の更新だけで、ホームページやブログをいじることができていません。
いい機会なので、サーバーの移転とhttps化は何とかやりたいと思っています。