今日はブログのネタがないなぁと思っていたところに、この本が届きました。
そこで、すかさずこの本を読んで感想を書くことにしました。
AIは何かと注目を集めていますし、色々と言われています。
特に、税理士は、随分前からAIに仕事を奪われると言われています。
ですから、わたしもAIに関する本を何冊かは読んでいます。
第1章には、AIの概要が書かれていますが、AIに関する本を読んだことのある人であれば、何となく聞いたことがある部分でしょう。
わたしのAIに対するスタンスは、先頭を走って勉強しようとは思わないけれど、積極的には使っていきたいという感じです。
自分自身が先頭を走るのではなく、今、先頭グループはどんなことをやっているのかなということは知っておきたいと思っています。
そして、AIを上手く活用できるのであれば、活用したいとも考えています。
第2章では、AIを体験しようということが書かれています。
その中の1つに音声認識があります。
わたしは機械に向かってしゃべりかけるのが苦手なので音声認識は利用したことがありません。
そもそも、しゃべりかけるのではなく、念じただけでやってくれるようになればいいのに、って思ってしまいます。
例えば、エアコンのセンサーを見つめると、電源が入り、電源が入っている状態で見つめれば、電源がオフになったら便利だなと思います。
さすがに念じるだけというのは難しいと思うのですが、見るという行為をエアコンが認識することは技術的にできるのではないでしょうか。
電気も同じです。
わたしはベッドの中で本を読むことが多いです。
本を読み終わって電気を消すときに、見るだけで電気が消えればありがたいですよね。
こんなことを思っているので、音声認識の先まで、AIには頑張って欲しいなと思います。
第3章には、AIと税理士業界、第4章では、AIと会計ソフト、税務ソフトについて書かれています。
この中で、「クラウド会計ソフトはAI?」という言葉が出てきます。
その中で、「クラウド=AIではない」ということも書かれています。
わたしが思うには、クラウド会計ソフトがAIかどうかはともかく、クラウド会計ソフトの勘定科目の推測はあてにならないということです。
この明細でこの勘定科目はないだろうということがよくあります。
これでAIはないよなぁ、とも思います。
RPAについても書かれています。
わたしは今のところ、RPAについては特に何もしていません。
RPAで何が出来るようになるのかということについては興味がありますが、こちらも様子見です。
この「ひとり税理士」シリーズの書籍も3冊目になりました。
この「AI時代のひとり税理士」は、とても読みやすくサラッと読めます。
しかし、前2冊よりも、バッサリと斬り捨ててる感じがします。
これは、著者について全く知識がない人にはピンと来ないかもしれませんが、凄い感じで斬っていると思います(書いてる自分も意味がよく分からなくなってきましたが)。
第6章には、AI時代にやっておきたいこととして、「VS AIではなく、WITH AI」と書かれています。
これは、まさしく同感です。
AIが利用するものなのか、利用されるものなのかはよくわかりませんが、AIとの共存は避けられないのかなと思います。
この本が出ると知ってから、どのような内容になるのだろうと思っていました。
わたしの中では、AIについて積極的に取り入れている人が、現時点でどんなことを考えているのだろう、とかどんなことをしているのだろう、ということを知りたいという気持ちがありました。
自分がもっと積極的にAIを取り入れていけばいいのですが、そんなに簡単にできることではありません。
しかし、やっている人はこのくらいやっているよ、ということは知っておきたいのです。
今後も、AIについては、どこまで来ているのかということについては知っておきたいなと考えています。
最後に、このブログでも何度か書いていますが、この「ひとり税理士シリーズ」の書籍は、ひとり税理士でなくても参考になると思いますので、興味がある人は読んでみるといいと思います。
わたしもひとり税理士ではありませんし、このあと、パートさんにも、この本を読んでもらおうと思っています。
【編集後記】
石の上にも三年という言葉は好きではありませんが、来年の8月からは独立して3年目を迎えます。
その他にも大きな出来事がありますので、来年も、今から楽しみです。