30年の歳月を経て「ノルウェイの森」を読み終えた

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なぜ今頃「ノルウェイの森」なのかと疑問に思うかもしれませんが、ゴールデンウイーク中に「ノルウェイの森」を読み終えました。

「ノルウェイの森」はわたしにとって、長い間、相性の悪い本になっていました。

「ノルウェイの森」が発売されたのは、調べて見ると1987年9月でした。

当時「ノルウェイの森」が凄く売れていて、評判にもなっていたので、読んでみようと思ったのです。

初めて「ノルウェイの森」を手に取ったのは、記憶が曖昧なのですが、わたしが中3か高1くらいのときでした。

わたしは小学生の頃から本が好きで読んでいましたが、読んでいたのは、ほとんが推理小説やミステリー小説でした。

中学生の頃は、赤川次郎をよく読んでいたし、高校生の頃は、内田康夫や西村京太郎をよく読んでいました。

そんな頃に、世間で話題になっていた「ノルウェイの森」を手に取ったのです。

「ノルウェイの森」がどんな小説なのか、村上春樹がどんな小説を書く作家なのかという予備知識は全くありませんでした。

読み始めてみてすぐに、「何これ?全く面白くない」と思いました。

推理小説やミステリー小説しか読んでいなかった当時のわたしには、「ノルウェイの森」が全くつまらないものに感じたのです。

その結果、50ページも読まずに読むのを止めてしまいました。

それ以降長い間、わたしの中では、村上春樹は面白くない作家として位置づけられることになりました。

ときが20年以上たち、2009年には「1Q84」が話題になりました。

このときも、凄く話題になっていたし、売れていたので、興味を持ったのですが、村上春樹の作品はわたしには合わないという思い込みが強く手に取るまでには至りませんでした。

そして、さらにときが流れ、2013年4月には、「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」が発売になりました。

このときも、凄く話題になっていました。

テレビなどで、この本は「1Q84」を読んでいると、さらに面白く読めるというようなことを言っている人がいました。

そのときに、ようやく自分にとって封印されていた村上春樹の作品を、再び読んでみようと思いました。

「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」が発売されたタイミングで、「1Q84」を読むことにしたのです。

「1Q84」は話題にはなっていましたが、わたしはどんな本なのかは全く分からずに読み始めました。

最初は、登場人物の「青豆」という名前に「変な名前だなぁ」と思ったことを覚えています。

しかし、読み始めてすぐに「これは面白い!」と思い、物語の世界に引き込まれていきました。

「こんなに面白い小説だったのか!」と、何で今まで読まなかったのだろうと思いながら、読み進めていきました。

「1Q84」を読み終えると、すっかり村上春樹のファンになってしまい、そこから「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」「ダンス・ダンス・ダンス」「国境の南、太陽の西」「ねじまき鳥クロニクル」「スプートニクの恋人」「海辺のカフカ」「アフターダーク」と短期間で読んでいきました。

それでも、「ノルウェイの森」はやはり以前に面白くなかったという強烈な印象が残っていて手には取りませんでした。

しかし、村上春樹の長編小説を一通り読み終えてしまったので、ついに「ノルウェイの森」を読むことにしたのです。

記憶は曖昧ですが、2015年頃のことだったと思います。

実は、このときもやはり「ノルウェイの森」はわたしには合わずに100ページくらいのところで読むのを止めてしまいました。

つくづく自分とは相性の悪い作品なのだなと思いました。

その後、「騎士団長殺し」を発売と同時に読みました。

そして、今年の4月になり、なんとなく三度「ノルウェイの森」を手に取ってみたのです。

不思議なことに、今回は読み始めてすぐに、「読める」と思いました。

「ノルウェイの森」に対する苦手な感覚はなくなっており、普通に読み進めることができました。

ついに、ゴールデンウィーク中に、「ノルウェイの森」を読み終えたのです。

初めて手に取ってから、30年以上もたってようやく読み終えました。

読み終えた感想としては、「面白かった」と言えます。

ただし、あのときあんなに売れた本だったのかなという気持ちも少しはあります。

やはり、村上春樹の作品というのは人を選ぶような気がしますし、万人に受け入れられる本ではないような気もします。

30年以上前のことなので、今とは時代が違うので何とも言えませんが、あれだけ売れたというのは凄いことだと思います。

読み終えてわかったのは、当時(中3か高1)のわたしには合わなくて当然だったかなということです。

村上春樹の作品は、中学生以下の人にはあまり読まれていないのではないかと思います。

少なくとも、わたしの場合、中学生のときに村上春樹の作品を読んでも面白いとは思えなかったと思います。

わたしが、村上春樹の作品を面白いと思ったのは40歳になってからですから、遅いのですが、それも人それぞれでいいかなと思います。

今回のことで、昔に読んで面白くなかったと感じた本でも、10年20年とたって面白く感じることもあるんだなということがわかりました。

年齢によって好みが変わることもあるでしょう。

そういった発見をさせてくれたという意味でも、わたしにとって「ノルウェイの森」は大変興味深い本となりました。

【編集後記】

最近娘が首を振るようになりました。

調べて見ると、成長の過程なのかなと思います。

赤ちゃんは不思議な動きをしますが、そのたびにインターネットなどで調べてみると、赤ちゃんにとっては普通のことなのだと安心できます。

もちろん、異常があるケースもあると思うので、よく観察しなくてはいけないと思いますが、色々な表情やしぐさを見せてくれる赤ちゃんは、やはりかわいいです。


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渡邉 朝生
1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。

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