独立開業して3年4か月たつが、勤務時代の経験が7割以上

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わたしは税理士事務所で14年の経験を経て独立開業しました。

独立開業をして3年4ヶ月経ちますが、主に勤務時代の経験を利用して仕事をしています。

勤務時代の経験が7割以上(8割近いかも)、勤務後に身に付けたり勉強したものが3割弱といったところです。

勤務時代に身に付けたもの、あるいは経験したこと

勤務時代に身に付けた経験としては下記の様なものがあります。

・申告書の作成の仕方
・会計データの作成方法や確認方法
・申告書作成ソフトや会計ソフトの操作方法
・お客様との接し方
・従業員との接し方
・インターネットを利用した営業方法
・対面での営業方法
・業界の事情

税理士事務所で働く基本的なことから、実戦的なことまで色々と経験しました。

この経験が今に役立っていることは間違いありません。

わたしが独立をしてやっていることの7割以上のことは、勤務時代にやっていたことです。

申告書の作成や会計データの作成、確認については、勤務時代とやることはほとんど変わりません。

むしろ、勤務時代の方が数多く触れていました。

申告書作成ソフトも会計ソフトも勤務時代に触れていましたので、独立後も同じように操作しています。

お客様との接し方も、基本的には勤務時代と変わっていません。

厳密に言うと、勤務時代の最後の5年間くらいとはあまり変わっていません。

勤務時代の最初の頃と、最後の方では接し方も変わっていましたので。

独立してからは20代から80代の方まで様々な年齢層のお客様と接していますが、年齢に関わりなく接することができています。

この点も、勤務時代に数多くのお客様と接してきた経験が生きています。

パートさんとの接し方にも同じことが言えます。

勤務時代にもパートさんと仕事をしてきましたので、仕事の頼み方なども、勤務時代とほとんど変わっていません。

わたしが勤務していた税理士法人がインターネットを利用して営業していました。

わたしは、それを見ることによって、独立後はインターネットを使って営業をしようと思っていましたし、その通りにやっています。

営業方法についても、勤務時代に見てきたことが役立っています。

対面での営業も同じことです。

これも同じようにやっていました。

業界の事情についても、勤務時代にだいぶ知ることができました。

このように、わたしの場合は、勤務時代に経験したことや見てきたことがもとになって今があります。

独立してから新しくやっていること

独立してから新しく始めたこととしては以下のようなことがあります。

・ブログやホームページの自作
・ゼロからのお客様の獲得
・採用活動
・事務所の代表としての対応
・資金繰り
・営業方針の検討
・自身の事業計画を立てる
・自身の経理と確定申告

7割が経験してきたことをもとにしていると言っても、独立をして新しく始めたこともたくさんあります。

今のホームページは有料で作ってもらいましたが、以前のホームページは自作していましたし、ブログは今でも自作したものです。

そして、ブログについては、3年半に渡って更新を続けています。

記事数にすると900記事を超えています。

これは、独立前にはなかなか考えられなかったことです。

ブログの記事の更新頻度については、独立の準備段階である人の影響を大きく受けました。

記事数も多いと思いますが、ブログにかけた時間もかなりのものになります。

勤務時代に営業はしていましたが、ゼロからの営業は初めてです。

ゼロからの営業とは、お客様に来てもらうところからの営業ということです。

勤務時代は問い合わせがあったお客様に対して、あるいは紹介を頂いたお客様に対して営業をしていました。

しかし、独立後は、お客様に来てもらう部分の営業がとても大切になってきます。

採用活動も独立して初めて行いました(勤務時代も面接はやったことがあります)。

採用活動も、ブログやホームページを使ったりしています。

事務所の代表としての対応や資金繰りも、独立してからのことです。

これらは税理士であることは関係なしに、独立をすれば、だれでもやらなくてはいけないことですね。

営業方針を決めたり事業計画を決めることも、勤務時代にはなかなか経験できないことです。

ただし、勤務時代に見てはいるので、勤務時代を参考にすることはできます。

自身の経理と確定申告は、独立後に初めてやることですが、この点については、職業柄問題にはなりません。

今日も自分の分の10月の月次入力をすでに終わらせました。

こうして見ると、独立後に初めてやることも多くあるなと思います。

しかし、初めてやるといっても、勤務時代に見てきたことも多いですし、経験したことを土台にすることが多いので、やはり3割弱という感じです。

まとめ

税理士として独立開業して3年4ヶ月が経ちましたが、勤務時代に経験したことや見てきたことが仕事の土台となっています。

おそらく、勤務時代に経験したことや見てきたことが7割から8割近くになります。

残りの3割弱は、新しく経験することです。

そして、その新しく経験することは刺激を与えてくれますし、知識や経験をさらに深くしてくれます。

同じことだけやっていても、やりがいという点では満足できなくなってしまうので、新しいことと今までの経験とのバランスをとりながら、今後もやっていきます。

やり方は人によって異なるので、勤務時代の経験はほとんど関係ないという人もいれば、ほとんどすべて勤務時代のままやっているという人もいるでしょう。

途中で方針がガラッと変わることもあります。

色々な人が色々なやり方でやるのが事業の面白いところかなと思います。

【編集後記】

今日の日経新聞に、茂原市にボランティアの方が来ているという記事がありました。

昨日の記事でも書きましたが、被災された方たちはマンパワーを必要としています。

ボランティアに来てくれる方がいるというのはありがたいことですね。


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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。