マイホームを資産とは考えていない理由

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わたしは、6年ほど前にマイホームを購入しましたが、マイホームを資産とは考えていません。

よく、家について、賃貸か購入のどちらが有利かという議論で、購入すれば資産になるという意見があります。

わたしにとって、マイホームは住むための場所です。

今回は、わたしが、マイホームを資産とは考えていない理由について書いてみます。

実際には資産としての価値が0だと考えているわけではなく、資産としての価値を期待していないという感じでしょうか。

マイホームは住むためのもの

一番の理由は、マイホームは住むためのものだと考えていることです。

資産としての価値よりも、快適に住めることの方に価値を感じます。

資産としてマイホームを買った訳ではなく、今後長年(もしかしたら死ぬまで)にわたって住むためにマイホームを購入しました。

ですから、基本的には、マイホームを売るつもりはありません。

もちろん、何らかの理由があって、マイホームを売らなくてはいけない状況になる可能性はあります。

しかし、そういったことは考えていないということです。

賃貸であれば、住むための費用として毎月家賃を支払います。

それと同様に、マイホームを購入しただけです。

賃貸よりも、自由に使えるマイホームの方が魅力を感じますし、騒音問題などを考慮すると、戸建ての方に魅力を感じたので、戸建てのマイホームを購入しました。

金額が大きく、使用年数が長いだけで、感覚的には50年使う消耗品といったような考えです。

例えば、10万円くらいでテレビを買っても資産とは思わないのと同じです。

同様に、パソコンや車なども、特に資産とは思っていません。

車も10年は乗るつもりで買ってますので、買い替える際の下取り価格などはほとんど期待できないと思っています。

違う点は、住宅ローンの存在です。

マイホームを資産とは考えませんが、住宅ローンがあるのも事実です。

ですから、マイホームの価値が0でいいとは思っていません。

あと10年くらいすれば、マイホームの時価に住宅ローンの残高が追いつくのかなあとは思っています。

それまでは、マイホームの価値はある程度は高い方がいいなとは思います。

売るつもりも引っ越すつもりもない

現時点では、というか購入の時点では、この家に一生住むつもりで購入しました。

売るつもりも引っ越すつもりもありません。

ですから、マイホームを資産と考えることもありません。

この点については、人それぞれの事情によって大きく変わると思います。

わたしの場合は、仕事の都合で引っ越さなくてはいけないということも考えづらいですし、実家に戻るということもないと思います。

ですから、一生住む家として購入しています。

売るつもりがなければ、資産として考える必要もあまりないのではないかと思います。

よく自分の大切な物の価値が1億円とか聞いても、絶対に売らないっていう人もいますよね。

そんな感じでしょうか。

CM風に言えば、マイホームの価値はプライスレスということになります。

マイホームの購入代価は、死ぬまでの居住費用

42歳で家を買っていて、仮に85歳まで生きるとすると、43年間マイホームに住むことになります。

マイホームの購入代金は、43年間の家賃みたいなものと思っています。

ですから、自分が死んだときに、マイホームの価値がほとんどなくなっていても問題はないかなと考えています。

そのときには、住宅ローンの返済も終わっていますし。

実際は、わたしが死んだ後も、残った家族が住むかもしれませんが、家族がどう思っているかまではよくわかりません。

仮に、わたしが早く死んだとしても、住宅ローンはその時点でなくなりますので、それはそれでいいと思います。

都心と田舎(地方)は違う

都心や地方の大都市、あるいはそれなりの駅に近いマイホームであれば、資産として考えるのもいいかもしれませんが、地方(田舎)では、マイホームは資産とは考えない方がいいかもしれないと思っています。

単純に住むところと割り切る考え方もアリだと思います。

その分、都心に比べたら土地の価格も最初から安いわけですし。

地方の方が、マイホームの割合は高いと思いますが、地方の人ほど、マイホームを資産とは考えていないのではないでしょうか。

都心と地方で同じように考えるのは違うと思います。

まとめ

マイホームを買うのは不動産投資と同じと考えるとか、住宅ローンの返済が終わったら価値もほとんどなくなるからうんぬんとか聞くことがあります。

そういった考え方をする人は、マイホームは資産として考えた方がいいのかもしれません。

しかし、全ての人がマイホームを資産として考えなくてはいけない訳ではありません。

住むためのものと割り切ってもいいのではないでしょうか。

40年とか50年住むためにお金を払うのであって、40年とか50年住み終わった時点で、購入代金はその役割を終えています。

ですから、その時点で、マイホームの価値がなくなっていたとしても問題はないのではないでしょうか。

万人におすすめする考え方ではないと思っています。

しかし、こういう考え方をする人がいてもいいのかなと思います。

【編集後記】

第2子が生まれて12日になりますが、ようやく生まれたときの体重を超えたようです。

予定日より1か月以上早く生まれたときは、いろいろ心配でしたが、今のところ順調に成長しているのではないかと思います。


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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。