昔からダメなものはダメ

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最近、女子体操の暴力やパワハラの問題が報道されています。

その中で、コーチが選手に暴力をふるっている映像が公開されました。

わたしは、これを見て酷いと思い、最初に殴られたところで映像を見るのをやめてしまいました。

これだけの暴力をふるっていて、指導者としての地位保全を求める仮処分の申し立てをしていたのかと思うと、唖然とします。

わたしの中では、一発アウトと言っていい映像でした。

そして、このような話になると、よく出てくるのが、昔はこれが当たり前だったという話です。

これにも強烈な違和感があります。

昔でも、当然アウトの内容だと思います。

わたしは、大学まで野球をやっていました。

その中で、指導者からあのように殴られたことは一度もありません。

当時暴力はOKだったということでは、もちろんありません。

名門校ではなかったですし、弱いチームだったからなのかもしれません。

それでも、わたしが子供の頃から暴力はダメだったと思うので、昔というのはいったいいつのことを言うのでしょうか。

さらに、よく「昔は・・・」と言いますが、今回の映像は3年ほど前のものだそうです。

3年前なんて、つい最近のことです。

最近は、色々なことで厳しくなっているため、「昔は・・・」という言葉をよく聞きます。

飲酒運転などもそうです。

元アイドルの人が飲酒運転で事故を起こしました。

飲酒運転も、昔はよくしていたなんて話をよく聞きます。

これについてもいつの話だと思ってしまいます。

少なくとも、わたしが免許を取った20年ちょっと前の時点でも、飲酒運転はダメだと言われていました(当たり前ですけど)。

こういったことに対して、「昔は・・・」というのは、もうやめにした方がいいのではないでしょうか。

そもそも、暴力にしろ、飲酒運転にしろ、昔からダメなものはダメなんです。

年齢を重ねると、段々時代の変化についていけなくなります。

しかし、暴力をふるった体操のコーチも、飲酒運転で事故を起こした元アイドルの人も、30代です。

決して年配の人ではありません。

ですから、「昔は・・・」というのも当てはまりません。

ダメなものはダメということ、それとは別に、時代の流れによって受け入れられなくなるものもあります。

法律の改正によってダメになるものもあります。

税理士の仕事で例えると、売上を抜く、架空人件費を計上するなどの脱税は、もちろん昔からダメなものです。

それに対して、利益を多く見せる粉飾処理。

税金を多く支払うことになるので、税務署も文句を言わず、珍しい処理ではありませんでした。

しかし、最近では、こういった粉飾も行われることは少なくなりました。

今の時代に当たり前のように粉飾をしていると、「大丈夫?」と思われてしまいます。

法律の改正によってダメになったものの例としては、役員報酬の減額です。

昔は、期の途中で、業績が悪いから役員報酬を下げようということができましたが、今ではできません。

昔からダメなものはダメ、時代の変化によってダメになったものもダメ。

こういったことをしっかりと頭に入れて生きていく必要があります。

【編集後記】

最近、父の病気の検査のため、病院への送り迎えをしています。

このあと、手術や入院の予定ですが、独立をしているので、時間の調整はしやすいです。

勤務をしていると、時間の調整も難しいので、その点は独立の良い点です。

【福浦メーター 1996本】

土曜日に1本、日曜日に2本のヒットを打ち、2000本安打まで、一気に残り4本となりました。

しかも、昨日は3年振りにホームランも打ちました。

福浦選手には失礼ですが、もうホームランを打つパワーはないと思っていたので、びっくりしました。

今年中に達成して欲しいと何度も書いてきましたが、心の中では難しいのではないかと思っていました。

しかし、ここまできたら達成できると信じています。


 

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。