納税スケジュールを確認しておこう(会社編)

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税金の支払いはある程度事前に予測できます。資金繰りのためにも、納税スケジュールを頭に入れておきましょう。今回は会社が支払う税金についてみていきます。

会社が支払う税金の種類

会社が支払う主な税金には次のようなものがあります。

1.法人税、地方法人税 法人の利益に対して課される税金
2.法人住民税 法人の地方税で、利益に対して課される法人税割と、利益に関係なく課される均等割があります
3.法人事業税、地方法人特別税 法人の利益に対して課される地方税
4.消費税
5.源泉所得税
6.個人住民税
7.固定資産税(土地や建物を所有している場合)
8.自動車税(自動車を所有している場合)

※不動産取得税や自動車取得税など、随時支払うものは除いています。

税金を支払う年間スケジュール

会社の支払う税金は、会社の事業年度によって変わるものがありますので、3月末決算の会社を例にみていきます。(法人税、地方法人税、法人住民税、法人事業税、地方法人特別税、消費税については、4月決算なら1か月、9月決算の会社なら6か月ずらして考えてください)

4月 固定資産税第1期
5月 法人税、地方法人税、法人住民税、法人事業税、地方法人特別税、消費税、自動車税
6月
7月 固定資産税第2期、源泉所得税(7月10日)※4
8月
9月
10月
11月 法人税、地方法人税、法人住民税、法人事業税、地方法人特別税、消費税の中間納付(※1、※2)
12月 固定資産税第3期
1月 源泉所得税(1月20日)※4
2月 固定資産税第4期
3月

※1.前期の税額によっては発生しません。
※2.消費税については、前期の税額が多いときは中間納付が3回又は11回になることがあります。
※3.個人住民税は、原則毎月支払いがあります。(源泉所得税と同じように、半年に一度の納付にすることもできますが、その場合は源泉所得税とは納期が異なり、12月10日と6月10日になります)
※4.従業員10人以下の会社の想定で、源泉所得税は納期の特例を適用して年に2回の納付としました。(原則は毎月支払います。)

税金は、実は預かっているものも多い

上記のスケジュールをみると、毎月のように何かしらの税金を支払っているように感じますが、実は、会社は預かっているお金を支払っているだけのものがあります。

源泉所得税や個人住民税は役員報酬や給与から天引きしたものを個人の代わりに納付しているだけのものです。お金に色はついていないので会社で支払うと、会社が負担していると思いがちですが、ここは勘違いしないようにしましょう。

それでも負担感がある場合は、納税用の口座を用意して源泉所得税や個人住民税を天引きした都度、納税用の口座に入金しておきましょう。

消費税も預かっているお金です。こちらも負担感を下げるためには、納税用の口座を使うこともひとつの方法です。会社によって、売上にかかる消費税の何割くらいを納付するというのが、おおよそわかると思いますので、大体の金額を納税用の口座に入金しておきましょう。

税金ではありませんが、このほかにも社会保険料や労働保険料などの支払いも発生します。これらも支払時期や支払額を予測できるものですので、いつ頃にどのくらいの支払いが発生するかを事前に予測して、資金繰りで困ることがないようにしましょう。

個人事業主についてはこちらの記事をどうぞ
「納税スケジュールを確認しておこう(個人事業主編)」

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