専門的なことに関するインターネットでの情報の取捨選択はとても大事

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インターネットには、様々な情報があふれています。

一見、何でもインターネットで調べることができるのではないかと思ってしまうくらいです。

しかし、インターネットの情報は玉石混合です。

情報の取捨選択ができないと、謝った情報を信じてしまうということにもなりかねません。

専門的なことは、公的機関→専門家の順にあたる

専門的なことを調べようと思ったら、まずは公的なホームページをあたり、その次に専門家のホームページもあたってみましょう。

さらに、余裕があるならば、一般の人が書いたことを見てみてもいいでしょう。

例えば、土地を売却して1,000万円のもうけがでたら、どのくらいの税金が発生するのだろうと思ったとします。

まずは、国税庁のホームページで調べます。

国税庁のホームページは、しっかりと書いてあるので、すべてに目を通すのは大変です。

大まかな譲渡所得の計算方法や、税率などは、国税庁のホームページでわかります。

細かいことまで全部に目を通すのは大変なので、次に専門家(ここでは税理士)のホームページやブログで、自分のケースに当てはまりそうなケースについて書かれたものを調べます。

このときに、できれば、複数のホームページやブログで確認した方がいいです。

専門家とはいえ、間違ったことを書いている場合もあるからです。

また、通り一辺倒のことしか書いてないホームページやブログも多いです。

そうではなくて、ポイントや間違いやすい項目などを簡潔に書いてくれているホームページやブログが見つかれば、それを参考にしましょう。

さらに、プラスの情報を探してみたいと思ったら、一般の人が書いているブログなどを探してみましょう。

中には、自分とぴったりと同じケースが見つかるかもしれません。

そういった場合には、国税庁や専門家のホームページやブログでは見つけられなかった情報が見つかることがあるかもしれません。

一般の人の情報は裏をとる

もし、一般の人のホームページやブログで、お得と思える情報を見つけたら、公的機関や専門家のホームページに遡って、確認しましょう。

たまたま、その一般の人のケースでは当てはまった制度が自分には当てはまらないかもしれません。

また、その一般の人が書いている情報がそもそも間違っている可能性もあります。

人気ブログでも、専門家でない人が専門的なことを言っている場合は、注意が必要です。

専門家は体系的な勉強をしています。

人気ブロガーとはいえ、体系的に勉強していない場合は、間違えてしまうことも珍しくないと思います。

公的機関や専門家のホームページやブログでよくわからなかったら、最終的には、公的機関に電話をして聞くことになります。

情報を調べる順番を間違えて、最初に一般の人の情報を色々と見てしまうと、方向性を見誤る可能性が高くなりますので、情報をあたる順番にはくれぐれも注意しましょう。

ツイッターの情報の質はホームページやブログよりも激しい

一般の人の情報といっても、ツイッターの情報となると、さらにあたりはずれが激しくなると思います。

最近では、年金の2,000万円不足問題のときもそうでした。

年金についての謝った情報が拡散され、いいねがたくさんついてしまうことがありました。

また、最近わたしが見た中では、手取りが少ないということを言いたいがために、めちゃくちゃな計算をしているツイートにたくさんのいいねがついていました。

ツイッターの世界では、こうしたことは珍しくはありません。

もし、ツイッターで気になる情報があったとしたら、公的機関か専門家などのホームページやブログで確認するようにしましょう。

まとめ

専門的なことをインターネットで調べようと思ったら、公的機関のホームページ→専門家のホームページやブログの順に調べるようにしましょう。

そのうえで、もっと調べるのであれば、一般の人が書いた情報もあたってみましょう。

国税のことであれば国税局のホームページ、地方税のことであれば県税事務所や市役所のホームページ、これらの次に税理士のホームページやブログという順番です。

年金のことであれば、日本年金機構のホームページなどを見て、その後に社会保険労務士のホームページやブログを確認してみましょう。

一般の人が貴重な情報を書いていることもありますので、一般の人が書いた情報は信じないようにしましょうとは言いません。

わたし自身、一般の人が書いた情報をありがたく利用させてもらうこともあります。

しかし、その場合は十分な確認が必要になります。

インターネットには、正しい情報もたくさんあって便利ですが、間違った情報も多くあることを知っておきましょう。

【編集後記】

アイキャッチ画像は、我が家の門柱にいたトカゲ?の写真です。

トカゲが好きな訳ではありませんが、わたしは、住むにはこういった生物がいるくらいの田舎の方が落ち着きます。

家の敷地内では、季節によって、てんとう虫、ちょうちょ、蜂、バッタ、トンボ、ダンゴムシ、などなど、色々な生物を見ることができます。

ただし、梅雨が明けて一気に暑くなって、コンクリートの上で、ミミズがたくさん干からびているのを見ると、ちょっと引きますが。


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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。