ビットコインの高騰が止まらずバブルと言われたりしています。
バブルなのかどうかは誰にもわかりません。
しかし、相当の利益が出ている人が多くいるのは事実でしょう。
ビットコインに限らず、予想外の利益が出たときに変な気を起こさないように注意しましょう。
利益が出たら税金は払うものという気持ちも必要
ビットコインを例に取ると、利益がでたら雑所得として総合課税されます。
総合課税ですから、給与所得や事業所得、不動産所得などと合算されて課税されます。
ビットコインの利益がそれほど多くなくても、他の所得が多くある人の場合は、ビットコインの儲けに対しても高い税率が適用されます。
もちろん、ビットコインだけで多額の利益があっても高い税率になります。
所得税の税率は最高で45%で、住民税と合わせると55%にもなります。
人間は感情の生き物ですから、高い税金を取られると思うと、変な気を起こしかねません。
ビットコインの場合、多額の利益が出ている人は多くいると思いますが、ほとんどの人はここまで利益が出るとは思っていなかったのではないでしょうか。
さらにビットコインの場合、どのように課税されるかがはっきりしていませんでした。
税金のことを全く考えていなかった人も多くいるでしょう。
ここで、税金を払いたくないと思い、申告をしないとか、ごまかそうとかする人が出てきてもおかしくありません。
そう思わないためには、あらかじめ利益が出たら税金は払うものという考えを持っておく必要があります。
もちろん、必要以上に税金を払う必要はありませんから、決められた税金を払えばいいのです。
商売でも同じ
ビットコインを例に話しましたが、商売をしていても同じです。
事業が思ったよりも上手くいって予想より多くの利益が出たとか、不動産を売却して多くの利益が出るといったことも多いでしょう。
こういったときに、税金を払いたくないと思ってごまかそうと考えるのはやめましょう。
まとめ
利益が出たら税金は払うものと考えます。
合法的な範囲内で考えられる節税はします。
あくまでも、合法の範囲内です。
初めから脱税をすることは考えないようにします。
脱税という選択肢はないものと思っておけば、変な気を起こすこともないでしょう。
お店で欲しい物があったときに、魔が差したと言って万引きをしてしまう人がいます。
脱税も同じような感覚かもしれません。
予想よりも多くの税金が出るとわかって魔が差してしまうということがあるのかもしれません。
しかし、最初から脱税という選択肢を除外しておけば、魔が差すということもなくなるのではないでしょうか。
【編集後記】
独立をして初めて、平日に休暇をとって旅行に来ています。
今のところ天気に恵まれていません。明日明後日の天気予報もパッとしませんが、予報が外れて欲しいなと思います。
仕事は大変なときもありますが、休むことも大切です。
疲れていると思ったときは、体力、気力の回復に務めることも必要です。
あっ、わたしが疲れているというわけではないんですけどね。