「ゆっくり、いそげ」を読んだ感想

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景山知明さんの書いた、「ゆっくり、いそげ」という本を読みました。

この本は2015年3月に発売された本で、わたしは2015年6月に購入していました。

3年ほど積読状態でしたが、ずっと気になっていた本で、ようやく読むことができました。

この本の著者は、西国分寺で、「クルミドコーヒー」というカフェを経営しています。

著者の影山さんは、「忙しさ、お金儲け」と、「スローライフ、ダウンシフターズ」の中間がいいと言っています。

わたしも、これには同感です。

お金が全てではないが、お金にもこだわりたいというのが本音です。

ただし、こだわるのはお金だけではなく、そのほかにこだわりたいものはいくらでもあると思っています。

従業員(仲間)、家族、地域などなど、こだわるものは沢山あります。

お金は、こだわるものの中の一つに過ぎません。

著者の言葉で、「特定多数」という言葉が出てきます。

この特定多数とは、一つの事業を支えられるくらいの規模で買い手が存在するすることとしています。

わたしの事務所で考えてみても、特定多数という言葉はしっくりきます。

税理士事務所のお客様は、不特定多数ではありません。

特定少数という事務所もあると思います。

しかし、わたしが目指している「町の税理士事務所」には、特定多数がしっくりきます。

ちなみに、著者の特定多数は、5000人くらいを想定しているみたいですが、わたしの場合は、数百人を想定しています。

数百人の中には、単発のお客様も含みますし、将来のお客様も含みます。

「チェーン店ばかりの駅前」と「個性あるお店の連なる駅前」のどちらがいいかと聞かれたら、ほとんどの人が後者と答えるだろうと書いています。

確かにその通りでしょう。

わたし自身もそう思いますし、実際、お昼を食べるときなどは個人店に行くことが多いです(ほとんどがラーメン屋さんですが)。

子供がいないということが影響しているかもしれませんが、チェーン店のファミレスなどはほとんど行きません。

著者は、色々な取組をしています。

参考になることも多いです。

そのまま真似をするというよりは、参考にして、自分は自分のやり方で色々なことをやってみたいと思わせてくれます。

スタッフやお客様、地域の関わりについても書かれています。

この関係も、自分がやっていることと通じる部分があります。

そして、「50年続くお店にしたい」とも言っています。

わたしも、このブログで50年100年続く事務所を作りたいと、夢みたいなことを書いています。

実際にできるかどうかはわかりませんが、そういう気持ちは持っています。

一世代あるいは二世代あとであっても、意義のある税理士事務所を作ることは可能か

2017.10.12

この本に書かれていること全てに共感する訳ではありません。

しかし、読んでみると、色々と共感できる部分の多い本です。

書評としては、上手く書けていませんが、少しでも興味を持ったという方がいれば、手に取ってみてください。

【編集後期】

スポーツクラブに入会して、ランニングマシンで1週間で3回程、1回につき1時間強走りました。

今日は久しぶりに外を走って見ようと思い、走ってみると、「ランニングマシンと全然違う!」という印象でした。

こんなに違うものなのかと、ちょっと衝撃的でした。

普段はジムのランニングマシンを使うとしても、2週間に1度くらいは外を走った方が良さそうです。

とりあえず、それがわかっただけでも収穫です。

 

今日は、お問合せを頂いたお客様とお会いして契約になりました。

事務所から30分圏内のお客様で、少しずつではありますが、地域の輪が広がりつつあります。


 

千葉市、四街道市、佐倉市を中心に地域密着を目指している「渡邉ともお税理士事務所」のホームページはこちら

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。